French Wolf の日記
DiaryINDEXpastwill


2003年07月07日(月) 昨日のタイトルの謎についての補足。


月曜日。七夕。

昨日の日記のタイトルで驚かれた方もいるだろう。

そう、昨日新しい趣味・暇つぶしを発見してしまったのである。何を隠そう「毛抜き」である。話すと長くなるのだが、かいつまんであらすじのみを紹介しておこう。

最近の俺のスウィミング熱について、読者諸賢ならご存じのことだろう。去年の 9 月に入会してから間もなく 1 年目を迎える。月曜の定休日は例外として、ここまで一生懸命取り組んできた趣味は、生まれてから数えるほどしかない。いやほとんどないといった方が適切だろう。というのは幼い頃の習い事、お稽古ごとというものは、えてして親の影響、強制というものが多少なりとも絡み合ってくるため、一概に自分の選んだものとはいえないためである。

さて、熱がこもると、どんどんうまくなりたい、早く速く泳げるようになりたい (このあたり坂本金八ならうまくドラマに取り入れてくれるだろうか…脚本家じゃなければダメだなぁ)、きれいなフォームでラクして泳ぎたい、という願望も高まり情報収集にも本腰を入れるようになってきた。そこで気づいたことというのが、男性の水泳選手にはすね毛がない、またはあっても非常に薄いという点である。俺の場合、毛むくじゃらとまではいわないがどちらかといえば、濃い部類に属するだろう。これがひょっとしたらスピードの妨害になっているのではないか、と先日ドラッグ ストアにて除毛クリームを使ってみたのだ。

まぁ、いろいろとネットで下調べをした上での実行だったのだが、効果は意外にもすぐれていた。翌日プールで水に足をつけると、今までとは違う感覚。これは説明できない。なんというか、自分の足が水に浸かっているのに、そういう感じがないのだ。今まではおそらくすね毛が水を知覚していたのか、と思わずにはいられないほどすんなりと入水できたのである。逆にすんなりと水に足が吸い込まれていくようで、不気味さを覚えたほどである。

これに味をしめた俺は、だいぶ前眉毛の手入れ用に購入した「メンズ眉毛セット (俺が勝手にネーミングしたもの。笑)」に入っていた「毛抜きばさみ」(といえばよいのだろうか? ピンセットを太く短くしたような「とげ抜き」系のデバイスである) を見つけ、自分のすね毛を抜いてみたのである。なんと、痛みはほとんどない。これが楽しくなってしまい、結構長い時間集中して毛抜きを行っていた。痛みがないのだから別に M というわけではない。単なる集中力を発揮できる趣味といえるだろう。

まぁ、永久脱毛なる技術はまだ実現されていない。これは真の意味での毛はえ薬の登場と同じくらい難しい問題なのかもしれない。人間の体、意味がないところに毛が生えることはないだろう。もっとも、この逆で本来頭を保護すべき髪の毛が薄くなる、という現実を裏付ける理論を探し出さなければならないが、今のところ俺自身はとりあえず髪の毛は普通の分量はあるので、数年後見直したときにでも考えてみたい。

というわけで、今日は「毛抜き」だけで終わってしまったが、明日気が向いたら今日の出来事について書いてみよう。

今年も、織り姫と彦星は出逢えなかったようである。少なくとも北関東の I 県においては…。




French Wolf |MAIL

My追加