French Wolf の日記
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月曜日。
仏滅である。が、先日設立した米国企業の日本支社の登記に出かけた。必要な書類は全部そろえたつもりで出かけたのだが、なんと一番大事な「申請書」なるものを忘れた。家に一度戻り、もう一度確認して法務局へ。それほど時間はかかるまいとたかをふんでいたのだが、海外企業の営業所設置という登記はあまり多くはないらしく、法務局の登記担当者も難しい本を広げていろいろと調べていたようである。
残念なことに、こちらもこちらで「ノーマルではない」方法で日本に株式会社を設立しようとしているのだから事前に入念な調査を行っており、それに基づいた準備を整えてきた。つまり、(忘れ物さえのぞけば) こちらが用意していった書類で問題があろう道理がない。が、後で不備があったと指摘されるのも悔しい。このため俺にとっては「そんなもんこの法律に書いてあるから、この書類で OK に決まってる」というような当たり前の確認事項にも忍耐強く対応した。書類の提出は無事お昼過ぎに完了した。この後特に大きな問題がなければ約 1 週間後には日本で正式な「株式会社」が成立することになる。本物の社長という役割である。従業員はいない。取締役も俺以外いない。が、社長にはかわりない。身の引き締まる思い・・・と言いたいところだが、実際問題としてそれほど実感がわかないのである。新しい名刺の作成を準備したり、看板を考えてみたり、会社における経理について勉強したり、いろいろ細かいところは考えているつもりだが、会社設立でスーツを着て偉い人に出会うという機会は皆無であり、これで本当によいのだろうかという思いが脳裏をよぎる。
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