French Wolf の日記
DiaryINDEXpastwill


2002年02月25日(月) 寛大な自分にほれぼれ・・・


月曜日。

やはり、Rainy Days and Mondays... である。

天気はよい。朝っぱら、インターフォンの取り付け工事が始まった。といっても 30 分弱で終了。2 階からでも訪問客の確認ができるだけではなく、もちろん内線通話も可能になった。相手が受話器を取っていないときには、拡声機能が作動し、大音声で相手に自分の声が届く仕組みになっている。「お風呂のスイッチ入れておいて」や「郵便が来てるよ」などの日常的なやりとりには便利だろう。

ひとつ難点は、呼び出し音がうるさいこと。外からのチャイムの場合、1 回「ぽ〜ん」となるだけということ。まぁ、夜中に電話が鳴ることもないだろうし、来客もないだろうから問題ない。むしろ、自宅で一人のときに、昼寝していて、来客があった場合、1 回の「ぽ〜ん」で起きられるかどうか、そちらの方が問題である。もっとも、自分で注文した商品がいつ届くということがあらかじめわかっていれば、見違えるようにオフィスらしき様相を呈してきた、2 階の自室で待機していればよい。

さて、一方仕事。緊急のものが飛び込んでくる。久しぶりのプレス リリース用の内容である。緊急ということもあり、レートの交渉。本来なら、二つ返事で快諾といきたいところだが、主張するべきところはしておかないと、後であのときは緊急でもこの値段でやってくれたじゃないか、ということになりかねない。金儲けだけを考えているつもりはないが、やはり利益がない仕事は、なかなか乗り気で引き受けるほど人間ができていない。

昼は珍しく塩味のラーメン半人前。その後、別件の仕事に取りかかる。

1 月分の支払が 9 時の時点で確認されず、クライアントに問い合わせたところ、給与扱いではなく、総合振込という扱いらしく、送金元でも受信先でも給与の方が優先されるため、9 時の時点での振込は保証できないらしい。妙なシステムである。しかも、夕方 5 時近く、ようやく振込が確認されたが、請求した額に満たない。担当部署によって異なる請求書を発行しているのだが、そのうちの一人が経理に書類を回していなかったのだろう。来月まで待つつもりはない。いざとなったら、法的根拠を持ち出して、利子の上乗せを要求するつもりでいる。(厳しすぎるだろうか。それとも、図々しいだろうか。)

夜、昼間緊急の翻訳で納品したものについて、担当者からのフィードバックがあった。編集されたものを見て、たしかにすぐれた和文になっていたと納得したものの、レートと品質で均衡がとれていないのでは、という疑問が投げかけられた。要するに、これだけ払っているのに仕上がりが悪い、ということである。これについては、思うところが山ほどあるのだが、怒りのエネルギーを蓄積しても仕方がないので、忘れることにしよう。寛大なメイルを返信しておくにとどめた。(こうして、「自分はなんて大人なんだろう」と思うことで、だいぶすっきりすることもときどきあるのである。)


French Wolf |MAIL

My追加