French Wolf の日記
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2001年12月15日(土) 無料プレゼント


土曜日。

ついにやってきた。朝一番でメイルをチェック。昨日の夜寝る前に受け取ったメッセージが気になり、万が一仕事のファイルが開けなかったり、俺では対応できなかったりする場合、先方とコンタクトをとらなくてはならないからである。ファイルは無事に開けた。内容的にも問題なさそうである。ちょっと失敗したなと思うのは、Word の翻訳と PowerPoint の翻訳 2 点があり、後者はおよそ 8000 ワードのものである。が、通常のレートで引き受けてしまった。今後もし仕事が継続的に来ることを考えると、多少安くても仕方ないとは思うのだが、一般的には PowerPoint では値上げするもんだった。後の祭り。

朝ご飯を食べた。昨日の夜も遅く、今朝も早かったから、当然眠い。二度寝大魔王。電話で起こされた。っっっもぉお〜。で目が覚めてしまい、買い物に出かけた。外にでてビックリ。風が強い。日当たりのよい場所では、車中もかなり暑くなるのだが、一歩外にでると真冬である!

毎月 15 日は、近所のカ◎ミの中にある Little M◎rmaid (このパン屋、武蔵境にあった気がするのだが、記憶違いだろうか) というパン屋さんで 600 円以上買うとプレゼントがもらえる。ここ数カ月は足繁く通っているから、同じお皿が数枚たまっているだろう。いやいや、無料だからといって侮れない。ご存じのとおり、毎春ポイントを集めてプレゼントと交換という企画をヤマザキが打ち出しているが、このお皿はデザイン的にも機能的にもきわめて優れたものである。主観であることは否めないが、おそらく主婦のみなさんも同意してくださることだろう。それにしても、髭ぼーぼーで、スウェット上下、サンダル履きの俺がパン屋をうろついていたのだから、胡乱の輩に見えたに違いない。

家に戻り、昼食。ラーメンは当然。残り少なくなったご飯におかかをまぶし食べる。さらに昨日の祖母の夕食で残ったお粥があったため、ごはんですよ◎で食べる。

救命病棟も欠かせない。年始 1 月 1 日だったかな? にスペシャルがあるのだから、今のうちから勉強しておかないといけない。番組を見終わっても、ベッドの上でごろごろしていたため、眠りの世界に誘われてしまった。

起き出して仕事に本腰を入れ始める。まずは比較的短い Word の方から。1800 ワードくらい。これを今日仕上げて、明日からは 26 枚のスライドの翻訳にとりかかろう。26 枚といっても 6 ポイントでぎっしり書いてあるページもあるから、かなりの分量である。あ、そうそう。先方が言ってきたワード数を鵜呑みにするのもしゃくなので、必殺技でカウントし直した。不思議なことだが、スライドのみのワード数よりも、コメントを入れたワード数の方が多い。なぜだ・・・。この疑問点が解消されないと、クライアントに「ちみのワード数は間違っとるよ」と指摘できない。

途中の休憩で、アブスライダーとボディブレードに励む。アブスライダーは不思議なことにだいぶ慣れてきたから苦痛は感じないのだが、それでも適度な負荷を受けている。同じ負荷を筋肉に与え続けていても筋肉は増強されるのだろうか? 直感的には、否、という気がするのだが、肉体的にはきちんと腹筋を鍛えている気分だ。不思議である。一方、ボディブレードは、実は体中が痛い。でもここで負けてなるものか!

とりあえず Word の翻訳は終えた。気になる点がある。日本語では本来斜体は用いられないと思うのだが、原文のスタイルを踏襲しなければならないという暗黙の了解からか、至る所で斜体が見られる。本来ならば、英語でも強調表示のために使用されるものだが、今回の原文では 8 割方が斜体だった。これでは読みにくいだけではなく、強調の意味が失われてしまう。また、Times 系のフォントで斜体があらかじめ個別に用意されているものであれば、美観を損ねることは少ないだろうが、Helvetica 系の斜体はどうも個人的に好きになれない。いずれにしてもクライアントの指示を仰がなければならない点であるため、一存では最終稿を仕上げることができない。

参考までに PowerPoint をのぞいてみたら、これもまた本当に必要かどうかが疑わしい箇所にも斜体の乱用が見られる。どの言語でもそうだが、文書やプレゼンテーションを気軽に誰でも作成できるこの時代、基本的な文法、言い回し、わかりやすさ、表記方法をあまりに軽んじている趨勢には少しばかり不安を感じる。



2、3 日前のことになるが、栗本薫『サイロンの悪霊』に入った。最近読むペースがぐっと遅くなっている。仕事もあったり、あれやこれや忙しかったりするからである。



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