French Wolf の日記
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2001年12月12日(水) 文明の利器・鍋


水曜日。

昨日石油ストーブのタイマー設定を繰り上げたため、今朝はまた基本に忠実に 7 時前に起床することができた。自分がこれほどまでに、気温、特に低温に敏感だとは夢にも思わなかった。

朝のスクランブル エッグは最近ない。その代わり、今朝はチャーシューが出た。朝から「?」という感じではあるが、まぁうまかったのでよしとしよう。

アメリカの会社数社から経歴書など翻訳を外注するにあたって必要な書類、トライアルの提出を要求された。そのうちひとつは、自社ソフトとおぼしき翻訳メモリ ツールを使用するとのこと。ダウンロードして、サンプルを開いてみたが、これがなかなかおもしろい。ファジー マッチ、100% マッチなどに対応しており、同じ文を二度翻訳する手間が省け、さらに用語の統一を図ることができる。あいにく、無償でダウンロードできるものは、ライト バージョンであり、自分で作成した文書やその他の会社の文書をこのソフトで効率よく作業するというわけにはいかないが、実際にこの会社と取引を始め、ツールが強力であることが実証されれば、購入するのも悪くはないと思っている。

夜は、自作鍋。チゲにしようと思って取り組んだのだが、2 階にあるコチュジャンを取りに行くのが面倒で、いろいろな調味料を混ぜ、最終的に味見してみたら、カレー味の鍋になっていた! 参考までに、今思いつく範囲で、しょうゆ、味噌、ソース、ケチャップ、ショウガ焼きのたれ、こしょう、ラー油、一味唐辛子、グルタミン酸ナトリウム、そしてカレー粉である。野菜は、その辺にあったものをどんどん放り込んだ。長ネギ、青梗菜、キャベツ。肉は、豚の挽肉、鶏のもも肉。なんでもあり、という様相を呈している。

夜、食べてみた。まず何よりだったのは、祖母が気に入ってくれたことである。祖母の夕食は 6 時頃と決まっている。ほとんどの場合、俺が食べるよりも早く食事を済ませている。味付けも祖母好みだったようだ。ちなみに、彼女は辛いものが好きで、味付けははっきりとしたものが大好きである。(今糖尿病を患っていることと何らかの因果関係があるかもしれない--とすると、同じような味付けを好み、この半年間ほぼ同じ食生活を送っている自分にも糖尿病の素質が十分あるということか。)

さて夕食後、電話の嵐。一本目は、特許事務所に勤める友人。シアトル時代からのつきあいで、かれこれ 5 年になる。仕事も頻繁にもらっている。この友人が仕事を辞め、転職することになったという報告である。

2 本目。前の前の会社でお世話になった翻訳者の S さん。翻訳について貴重な情報をもらった。これは非常に有益で、ひょっとすると今後の自分の人生に風雲急を告げるものかもしれない。





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