French Wolf の日記
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2001年11月16日(金) ラーメン、シンガポール、動名詞・現在分詞


金曜日。

昨日の夜、あれだけ夜更かししたのに、朝 7 時には目覚める品行方正なよい子全開である。

だが午前中、体調が優れなかったため、ちょっと休息をとった。いきなり夜中に仕事をするようになったから、体が悲鳴をあげているに違いない。

昼食は、外食。久しぶりである。ラーメン屋で、タンタンメンの餃子セットを注文。母親といっしょだったのだが、彼女はチャーハン。このタンタンメン、やたらと塩辛い。いや、単にしょっぱいだけだった。方向性としては間違っていないと思うのだが、自分のイメージの中では、タンタンメンはぴり辛である。チャーハンも味見してみたが、これもしょっぱい。ひょっとしたら、老人人口がマジョリティである我が家、味付けがいつのまにか薄くなり、それにすっかり洗脳されて、ちょっとでも濃いものを食べると敏感に反応するようになってしまったのだろうか?

んん。家に帰ってくると、会社の仕事で比較的大きなものが飛び込む。それとほぼ同時に、シンガポールの会社、台湾の会社から打診があり、非常に忙しくなった。また前職の同僚からビジネス チャンスのオファーがあり、これに返答していると、あっという間に時間が過ぎてしまった。会社の仕事もやらねばならないのに…。忙しいときは、本当に重なるものである。今後、フリーランスとして活躍していくなら、このペースを体に覚えさせ、波のある生活にも十分余裕を持って対応する心構えが必要なのかもしれない。

夕食は、鍋である。コチュジャンとトウバンジャンで自分が味付けした。具は、ちんげん菜、タラ、いわしのつみれ、豆腐、かき、しらたき、はんぺんである。最初に味見したときは、非常に辛く、祖母には厳しいかと思われたが、実際煮込み、かき混ぜてみると、ちょうどよい塩梅である。主食は納豆おかゆ、おかかご飯。まったく自分でもよく飽きないなと感心してしまう。



まったく関係ない話なのだが、大昔のことを思い出し、怒りに震えている。大学時代、何かの飲み会で「英語で死因は何と言うか」という話題になったとき、自分は恥ずかしながら「dying reason」と言った。即座にネイティヴに指摘され、「cause of death」だということを学んだのである。が、その後その場に居合わせた日本人が、「dying reason だと、reason が die することになる。基本的なミスだ」と主張。当時は「mm?」と思ったが何も反論できなかった。

もちろん、「死因」に関して言えば、間違いなのだから仕方ないが、よく考えてみたら、文法的に誤ったところは何もないではないか! 「動名詞と現在分詞の区別すらつかない、その語学科の男子学生の方が、よっぽど頭が悪い」。つまり、彼の主張では、「waiting room」は、「部屋が何か・誰かを待っている」ことになり、「parking lot」では、「ロットが駐車している」ことになり、「swimming pool」では、「プールが泳いでいる」ことになる。実際は、待機の部屋→待合室、駐車のロット→駐車場、水泳の水溜り→(日本語で言う) プールであり、動名詞の基本的な用法にほかならない。名前からしても当然、(英語で分類される) 名詞として使われる。

一方、「sleeping beauty」や「dangling verb」は、それぞれ「beauty が sleep」で、「verb が dangle」しているのである。これが現在分詞。形容詞として使われる。


はぁ、むかついた。いや、それにしても 10 年くらい前のことになるのに、こういうくだらないことはよく覚えているものだ。自分の場合、怒りはなかなか消え去らない体質なのだ。ストレスの処理がうまくできない人は、病気になりやすいというが、自分もまさに典型である。



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