French Wolf の日記
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2001年11月13日(火) 寒、灯油、納豆


火曜日。

久しぶりに晴天である。いやぁ、それにしても寒さが肌を突き刺すようである。家の中にいてもこの始末なのだから、通勤している人々はどれほどの寒さにさらされているか…はほとほと敬服する。

会社の仕事もそろそろケリがつき始めている。まだまだ予断は許さないが、明日にはとりあえず納品できるだろう。一方、プライベートのお仕事も立てこんできた。昨日の夜中--正確には今日の深夜 12 時過ぎにデータを受信し、夜中作業に励んでいたのである。納品するやいなや、また追加翻訳の発生。おかげで今日は仕事をしながら夜の暇つぶしができそうである。一挙両得。

それから、またしても失態を繰り広げてしまった。今家にある石油ストーヴ (ストーヴが後ろに続くときは、なぜか石油だなぁ) は合計 3 台。最近の冷え込みで灯油 (こういうときは石油とは言いたくない。なんだか年寄りくさい気がする。もちろん、本来は両者に意味の相違があるのはわからなくもないが) 消費量はうなぎのぼり。配達してもらうとそれだけでかなりの手数料をとられるから、18 リットルで 630 円という、家から車で 10 分程度のホームセンターで買った。

満タンになったポリ容器を荷台に積んだのがそもそもよろしくなかった。安全運転では右に出るもののいない俺だが、車道から別の店の駐車場に入る際の段差などという基本的な場所で、車が揺れ、ついでに心も動揺し、その時点では何の問題もなかったポリ容器なのだが、ほんの少しの坂道でエンストしてしまい…ギアを 4 速に入れたままで減速し坂道はきつかった…エンスト自体、本当にお久しぶりである。その衝撃で、ポリ容器は横転。車内は灯油のにおいで充満される。とりあえず、店の駐車場に止め、荷台から後部座席の足元へ移動したが、夕方タバコを買いにコンビニに出かけたときも、数時間経っているのにもかかわらず、まだにおいは取れていなかった。

今夜雨かもしれないという天気予報を聞いてはいたが、このまま窓を閉めっぱなしで放置したら、大変なことになりかねないと危惧し、4mm 程度運転席と助手席の窓を開けておいた。

夕食はチキンの香草焼き。コショウがきいていてたまらない味付けだった。(といっても、スーパーの精肉コーナーですでに味付けされているものを買ったのだが。) それから納豆をおかゆで食べる。最近の流行である。6 年前には自分が納豆を食べるなど信じられなかったが、今ではすっかり納豆フリークである。茨城県恐るべし…感化されているのだろうか。たしかに納豆は都内のスーパーに比べて、こっちのスーパーは平均的に安い気がする。

納豆で思い出したこと - その 1: 大学 2 年のときオーケストラのホルン セクションでコンパを開催した。会場は、当時独身女だった C 子宅。一人一品ずつ何か料理しようということで、先輩の S 田氏が作ったのが、納豆を油揚げに入れてこんがり焼いたものだった。そのときは、一人で大騒ぎし納豆駆逐論を展開したように記憶している。

納豆で思い出したこと - その 2: もうひとつは、府中の方でオーケストラの練習があったとき、D 介、A、俺の 3 人で朝食をファミレスで食べてから練習会場に行ったことがあった。A が選んだのは納豆定食。もっとも、D も A も弦楽器奏者だから口に納豆が入っていようが、関係ないのかもしれないが、それよりも、当時も納豆は世界で最後に愛すべき存在だった…。

んん。懐かしい。

翻訳者仲間からも連絡があった。フランス、インドの会社から打診があったのである。今後どう展開するか、自分でも楽しみである。


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