French Wolf の日記
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2001年11月04日(日) 水分・ダイエット・本の中に生きる自分


日曜日。

なんとなくけだるい日曜日。朝起きたらもうすでに貴理子の時間だった。急いで飛び起き、テレビにかじりつく。

最近食欲も減退気味。ちょうど手ごろなダイエットである。ひょっとすると、前回病院で定期検診の結果を聞いた際、血液があまりにもドロドロしているから、水分を多めにとるようにと言われ、その後意図的にお茶を愛飲するようになったせいもあるかもしれない。もちろん、水分だけでやせるわけはない。一日 2 リットルのペットボトルを丸ごと消費する勢いで、食前には必ず、ちょっとしたティータイムにもコップ 1〜2 杯は飲む。これで満腹中枢が刺激されるというメカニズムである。

よく考えてみると、今まで、水分補給が目的で水分を意識的に摂取していたことは皆無である。水を水として飲んだのは、この夏海に出かけたとき、水筒で氷水を持参したのが最後。もちろん、以前の自分であれば、ビールや焼酎などをガボガボ湯水のように飲んでいたものだが、最近は酒もほとんど下戸に近いくらい飲めなくなっている。(生来のん兵衛だったのだから、下戸といっても、ワインの 1/2 本、ビール 350 ml 程度なら、屁でもないが。) アルコール摂取量の低下、水分の適度な補給、これこそがダイエットの近道かもしれない・・・。どこかのサイトで読んだのだが、人間には水太りということはありえないとか。真偽の程はわからないが、これが真であれば、心配なく水ダイエットができる。(そういえば、大学時代急激にやせたとき、酒ダイエットしている、と笑われたことがあったなぁ。)



読書の部。栗本薫シリーズは、13 巻目『クリスタルの反乱』に突入。ここまで長編のシリーズものを読んだのは初めてである。まだ読破したわけではないが、これだけの時間をかけて一つの作品を読むということは、一冊ごとに読む進めるにつれて、自分の歴史も蓄積されていくような気がする。また逆に、この本の中に、自分の人生の轍が刻み込まれているような印象を受ける。つまり、現実世界で自分が直面した出来事、そのときの環境、気持ちは、本のことを思い出すたびに、鮮明に脳裏に描かれるのである。「あぁ、何巻目を読んでいたとき、自分は〜をしていて、こういう状況におかれていて、あんなことを考えていたなぁ」などである。

今本棚に眠っている本たちも、将来自分が読み返すときがやってくると、初めてそれらの本を読んだときのことを思い出すんだろうなぁ。



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