Love Letters
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2007年06月22日(金) 揺れ動く心


 あなたに会っている間ずっと

 心が揺れ動いていました。



 あなたと待ち合わせして、

 イタリアンレストランでランチ。

 いつもと同じ穏やかな風景。

 私しか見つめていないあなた。

 何もかも幸せだった頃に戻ったかのように見えた

 土曜日の昼下がりでした。



 夜、行きつけのバーへ行きました。

 あなたのデリカシーのない行為から

 私の心はいきなり揺さぶりをかけられて…


 「もう、別れるから。」


 あなたと飲んでいる時はいつも抑えていた感情が

 この日は一気に溢れ出したのでした。



 あなたの憤りの表情。

 マナー違反の行為に対する謝罪は一切なく、

 あなたはバーを出ると一人で

 ホテルに向かい歩き出しました。

 たった一度さえ振り向きもせずに。



 出会った頃にも似たようなことはあったけれど、

 それでもどこか違う気がしました。

 何かが完全に壊れてしまったような感じ。

 お互いに対する優しさはいつ消えてしまったのでしょう。



 チャイナタウンに一人佇んで

 あなたにコールしました。

 あの時の捨てられた気分を

 二度と忘れることは出来ないでしょう。



 ホテルで一人で過ごすのは嫌。




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 まるで亡霊みたいに無表情な顔で…



 愛はもう消えてしまったか、

 何か別のものに変貌してしまったのでしょう。
 

 
0574 W.S.R

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小夜子

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