Love Letters
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新しいワンピースを見て欲しくて、
あなたとテレビ電話をしました。
携帯を買ってからお互いに一度も使ったことのない機能。
マニュアルも読まずに
いきなり使ってみることにしました。
電話をする前、少し不機嫌だったあなた。
あなたは駐車している車の中からだったので、
近所の人に見られたらと思うと
気持ちが落ち着かなかったようです。^^
着信音が鳴って
テレビ電話のボタンを押すと、
しばらく待って
あなたの顔が写りました。
大きな方の画面には、
まだ少し不機嫌なあなたの顔。
小さな方の画面には、
笑っている私がいました。
私の顔を見て、
ハンズフリーなので声は聞き取りにくかったけれど、
まるで会っている時のように
お互いの想いが伝わるようでした。
あなたが悪戯して、
画面に向かって手を伸ばしました。
私の鼻を摘もうとしているみたい。(笑)
「スカートめくって見せて。」
ちょっと厭らしい顔であなたが言いました。
今度会えるのは来月の半ば。
インターバルの寂しい日にも
テレビ電話でなら会うことが出来るね。
「こっちからかければ小夜子は電話代かからないから、
また今度、テレビ電話しようか。^^」
あなたから提案してくれるなんて珍しいこと。
電話を切った後、
あなたからメールが届きました。
小夜子の笑顔可愛いよねぇ。^^
最近いつもポーカーフェイスだったあなた。
そんなあなたらしくない素直な言葉が書かれていました。
0574 W.S.R
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小夜子
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