自覚のない牛が踏んだから僕の眼が悲しむその牛は僕の爪から生まれて髪に戻り燃えてしかし消えない融けたバターの対偶をオーダしても無駄メカニズムの妙白く澄んだ歯からこぼれる嘘と本当の中間の黒が脳を焦がしてやっとスキャン完了君の思考瞬、もう消えて更新またしても徒労の漁船が日暮れを行く