日記
起きても眠っている

2001年03月17日(土) thinker's high

最近、俺の知り合いで、すごく辛そうな人がいる。
いや、たぶん最近なんかじゃなく、ずっと前からなんだろうけど。

たぶん、その人もこれを読んでる。

その人は、ネット上に日記を持っていて、よく書き込んでるんだけど、
それにはこのごろ、
見てるこっちが痛くなってくるような、そんな言葉が並んでいる。
マジで痛くなる。

これは完全に俺の想像だけど、
その人は、自分の気持ちを少しでも日記として吐き出して、
落ち着こうとしている。
それは俺も全く同じだ。それに、文章にすることで、少しは客観的になれる。

その日記は一人称で書かれていて、自分の気持ちを表現しようとしている。

俺は、その人は、何か言葉をかけてほしいのかもしれないと思った。

そうだとは決して言い切れないし、その役割はたぶん俺じゃない。
でも、なぜか俺はこの日記にそのことを書かずにはいられない。

俺は、自分は必要ないとは思わないし、愛されてないとも思わない。
そして俺は、何の根拠もないが、その人が不必要だとも、愛されてないとも、間違っているとも思わない。


ところで、色々悩みつづけてみるのも、面白いもんだ。
どんどん思考を発展させていくのは、あてのない散歩に似ている。

「runner's high」という言葉がある。
長距離ランナーが、長く走ってすごく辛いときに、急に気分が高揚してくる現象。β-エンドルフィンなどの脳内物質の分泌によるものらしい。

色々考えてると、すごく辛くなる。
いつか俺にも、「thinker's high」が来るだろうか。


・・・こんな日記書いたって、その人が救われるわけじゃない。
ただ、その人の、あんな日記を書いてる姿はもう想像したくないな、
と思っただけだ。
でもまあ、次の一行で、3秒だけでも、忘れてくれれば。

(気合い入れろぉ!)o(”>_<)っ★(#’3’)

っつーか、「その人」が、自分だ、って気付いてない可能性はあるな。

あんただよ、あんた。 <って誰だよ。


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takahiko [MAIL] [HOMEPAGE]

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