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2003年09月27日(土)
■絵としての外国語■

 本日,両親の買い物に付き合う。

 この頃,あちこちで横文字が横行し,買い物をするのにも若干の苦労が伴う。横文字に慣れない両親にとっては,買い物が,苦痛のようなものに感じているかもしれない。

 店の看板には,意味も分からんアルファベットが並び,商品名も,横文字で書かれている。パン屋で,菓子パンを買おうと思ったら,品の名前が,「フランス語」表記だった。言わずもがな,カタカナで読みが振られている。「じゃ,最初から,カタカナで書いとけよ」とツッコミたくなる。妹に向かって,「ここは名詞だけど,ここは前置詞で…」と言ったら,「ウザイ」とあしらわれる始末。

 他にも,ついつい寄ってしまうスターバックスへ行ったが,こちらは,とにかくカタカナの応酬で,慣れてしまえばいいんだが,両親ぐらいの世代だと,やはり頼みづらいというのはある。スターバックス・ラテ,アイス・カフェモカ,キャラメル・フラペチーノ…などなど,目がくらむ。写真に番号を振って,「何番ください」と言わせる方が,買う方も売る方も効率が良いと思うんだが。

 結局,どちらの場合も,何らかの雰囲気を出そうとするため,もしくは,絵のように(何かのデザインとして)見せるために,外国語を並べているんだよな。どうしても外国語の表記をしなければならない必要性は無いワケで。いわゆる「カッコ付け」ばかりになってしまって,消費者の負担を考えないのは,どうかと思う。ある意味,外国語表記に慣れない人たちへの「言葉の暴力」と言えなくもない気がする。


注1:水野美紀ねえ,水野美紀。ふーん。


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