■仲が悪いの?/知識のつかない大学■
本日、Mac と格闘。
今年になって、Apple は、Safari という純正ブラウザを発表し、その速さとシンプルさが、なかなかの人気だそうである。筆者も、相当な頻度で使用しているのだが、今日は、新βが公開されたということで、早速ダウンロードした。表示の速度も上がっているらしいが、既に速いので、体感速度はさほど変わらず。ただ、日本語表示のヘボさは、いくらか解消されていた。
β版が故に、どうしても IE でないと閲覧できないページもあるワケで、ちょくちょく IE を起動するのだが、今日、起動した途端に強制終了されてしまうという事態に陥ってしまった。原因は全くの不明。「Safari ばっかり使って IE がいじけた」ワケでもあるまいし、一体何が原因なのか…。こんな時は、再インストールが手っ取り早いので、試みてみるも、やっぱり起動しない。
で、再度原因を考えてみたが、Safari の新βを入れる前に、Grammarian という文法チェックソフトの体験版を、アンインストールして(あまり使い物になりそうでなかったので)いて、それが関係しているのではないか、と思い始めた。このソフトは、かなりシステムに食い込んで(影響して)いそうなので、これが何か不具合を生じさせたのではないか、と。ただ、Mac のファイル構造とか、何がどこにあるのかが分かっていないので、適切な対処法が浮かばない。来週辺りにでも、システムの再インストールを決行することにしたい。OS 自体は安定しているものの、その上で動くアプリたちは、この上なく不安定であり、この辺はどうにかならんもんやろか、と思う今日この頃である。
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読売新聞のサイト上で、こんな記事を発見。「大学で、知識が身についていない」と感じる人が、7割にも及んでいるそうで。どうしてそう思うに至ったのか、その原因が書かれていないが、筆者が推測するに、1.勉強する気がまるでない(専攻に興味がなくなった、遊びまくっておきたい)、2.教官・授業がショボイ、という2つの大きな原因に集約されそうな気がする。
1.についてだが、筆者が在籍する大学を例にとる(別に調査したわけではないが)と、専攻言語に関する知識を増やしている・増やそうとしている人は、あまり見かけない。その惨劇については、2002年12月18日の日記でも嘆いたが、先日も、「前置詞」を英語で言えない人がいて、衝撃を受けた。確かに、普段の生活で必要のない用語ではあるが、それにしたって、文法用語の基本ですやん、という話なワケで、その知識すら持ち合わせいない現状が、そこにはある。大学には入ったものの、英語という言語そのものには、興味がまるで湧かず、「とりあえず単位を」という考えが蔓延している模様。
2.については、授業形態が問われるところ。大抵、講義形式になるだろうが、90分間話し続けられるのは厳しい。(先生もシンドイだろうに) 話すなら、淡々と話す(結構多い)のは勘弁してもらいたい。それから、形態のうちに入るのか怪しいが、成績を付けるためだけのような、単発テストとか、単発レポートというも、これ如何に、と思う。これまた、先生も、学生もシンドイだろうが、「もっと書かせて」もらわないと、身につくもの(知識とか考え方とか)も身につかないと思うので。まあ、理想は、全部が全部、ゼミのように少人数でやっていく形式なんでしょうなあ。
総じて、学生の積極性と、教官の積極性が、バランスよく求められるのではないか、と思う。所謂、「刺激し合う」ということだろうか。でないと、学生は興味を失っていってしまうし、そうなれば、授業の質も下がっていってしまうだろうし。だからと言って、先生が一人頑張りまくっても仕方ないし、学生側が、ひたすら受身では、何も身につかない。チラリと興味を持たせる・取り組むキッカケを与えるのが先生の仕事で、そこを「自分で」伸ばしていくのが、学生の仕事だと思う。(当たり前か?) お互いが、程よく頑張らないとってコトでしょうかね。
注:杉千代のラーメンも結構だが、あの店員さんも…。
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