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2002年09月25日(水)
■再び院試■

 本日、「2つ目」の院試の一次試験結果発表。


 これに通れば、発表後すぐに行われる二次試験に進むこととなる。二次試験は、面接。前日の筆記試験では、これまたビミョーな出来であり、英文解釈の問題においては、辞書の使用もアリだったので、かなりハイレベルな争いになるのではないかと思っていた。しかも、受験者の年齢層が広く、推測するに、様々なキャリアを持った人たちが受験しているものと思われる。人生22年かそこらしか過ごしていない青二才に、勝ち目はあるのだろうか。


 一次試験の受験者は、50人弱。定員は20名なので、倍率は約2.5倍。6割方は外国人で、プロ野球のように、外国人枠があるのかどうかは分からないので、実質の倍率というものは不明。まあ、どうあれ、院試にしては結構な倍率じゃないでしょうか。試験中は、不安で仕方なかったが、とりあえずやってやってやりまくっておいた。「人事を尽くして天命を待つ」とは、この事を言うんでしょうかね。


 前述の通り、ビミョーな出来具合の為、「落ちてるんやろなー」と思いながら、発表会場へと向かう。掲示による発表なので、誰が受かって、誰が落ちたかはすぐ分かる。で、掲示を見ると、筆者の受験番号が載っておりました。「ぬおーーー」と興奮したいところではあるのだが、まだ面接があるし、何と言っても気がかりだったのは、通過者数。30数名が合格していて、定員から考えると、まだ1.5倍の競争率があるワケです。定員を超えて合格させるケースも多いが、それでも、30名を超えることはまずないと思われる……とかなんとか、周りを気にしても仕方ないので、そそくさと二次試験の受付に向かった。


 面接は、午前10時からの開始なのだが、筆者の順番は、午後の一発目と指定されていた。「12時半までは、フリーですので」と言われても、地理がよく分からないし、どこでどう時間を潰せばよいのか分からず、近くのモスに、ひとまずピットイン。それでも、1時間過ごすのがやっとで、あとは、控え室でジッと時が経つのを待っていた。「落ちたやろな」と思ってたので、特に暇つぶしグッズも持ち合わせておらず、実に長い待ち時間であった。


 そんなこんなで、筆者の打順が巡って来た。部屋に入ると、教授だの助教授だのが5人並んで座ってた。着席して、受験番号と氏名を言って、即質問を食らう。一発目は、「コーパスって何かね?」。「どうせ知っとるんやろっ!」と心の中で大叫びであったが、「電子化された言語資料で、その資料というのは、本であったり、新聞であったりします。」と賢そうに(?)答えておいた。多分、説明能力(?)みたいなものを確認してたんだと思われり。


 そして、この後も、質問攻めに晒され続けた。「そんなの(英語教育)は、コーパスを使わなくても、他の手段でできると思いますが。コーパスにこだわる理由をお聞かせ願いたい。」ってな具合の、もはや質問とは呼べない「ツッコミ」の応酬であった。15分ほどの面接であったが、最初の回答以外は、「んー、ちょっと分かりません。」とか「何とかなると思います。」とか、グダングダンの回答連発。頭の良い人たちが言うことは、なかなか短時間では理解できないです、少なくとも筆者は。


 というワケで、これまでにも、バイトの面接、就職面接等々、いろんな面接を受けてきた筆者であるが、今までで最悪の部類に入る面談だったと言える。「面接官や質問が最悪」というワケではなく、「やっぱし受け答えが下手くそやなぁ」と痛感しまくりであり、専門にやろうとしている分野の理解力も無ければ、論理的にきちんと人に伝える能力も、へなちょこレヴェルであったことが晒されたが為に、「最悪」だというワケです。後は、「不」合格通知を待つのみ…。







こんなヘボレヴェルで、社会に出て行こう(就職とか)などとは思えない一日でありました。









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