■Win 脱却/外国人力士の日本語力■
この頃、Mac 熱が高まっていることをチラホラ書いているが、今日はこんな記事を発見。どうやら、Mac 使用者はちょっとグレードが高いらしい。「やはり Windows から脱却せねばならぬ」と思うのであった。Mac買っちゃったら、創作意欲湧きまくりで、テキストをガンガン生み出していけそうな気もするが、間違いなくマシンの操作に没頭して、卒論がエラいことになりそうな気もする。どうあれ、購入には、相当の覚悟が必要になりそうです。
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テレビのニュースで、モンゴル出身の朝青龍関が、大関昇進の知らせを受けているシーンを見た。新大関が、「謹んでお受け致します」と言っている時に、若干のぎこちなさを感じることはあったが、「上手な日本語ですなぁ」と改めて感心すると共に、外国人としての彼の第二言語習得の過程についての関心が生まれた。
日頃の話しぶりからして、彼の日本語のアクセントには、難があるようには聞こえない。「アジアだから」という理由付けはあり得ないかもしれないが、韓国・中国出身者が、西欧出身者よりも、流暢に話しているのを聞くことがあるし、音的に何かしら関連はあるんじゃないかと思う。それから、文法的に注意して聞くと、日本語を学ぶ上でかなりややこしいと思われる格助詞の使用についても、大きな問題は見つからない。取り組み直後にインタビューを受けていたりするが、ああいった特異な状況であっても、日本語の使用にブレはない。(大したこと言ってないけど)
筆者が関心を持つ程度のことは、誰かが既に研究してるだろうと思って、ネットを巡ってみると、やっぱありました、文献が。『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか―あなたに役立つ「ことば習得」のコツ』というもので、日本語教育専門の先生が書いておられる。英語教育に絡み、第二言語習得(Second Language Acquisition)にも関心がある筆者にとって、かなり惹かれる一冊ではある。でも、表紙がちょっとばかし恥ずかしいなぁ…。
ひとまず、夏の読書リストに追加。
注:一万で一日乗り放題!?
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