■叱責番組を視聴■
本日、体調・機嫌の悪さで、一日何もせず。
夜、「マネーの虎」ってな番組を初めて見た。内容は、事業を興したいとか、夢はあるけど金がないって人が、面接・プレゼンを通して投資を申し出る、というもの。いろんな業界の社長が、5人ほどドンと構えていて、出場者はその前で話をせねばならない。だから、プレッシャーは相当のモンでしょう。チラホラと面接を受けてきた筆者でも、それぐらいは察することができる。
番組内では、やり取りというか、各社長のツッコミが激しいので、面接されている側がタジタジになる場面も数多い。また、そんな状況でも、キチンと自分の主張を返す人もいるので、普通に「すげぇ」と思うこともある。そんな場面と、自分が今まで受けてきた面接を比較してみてしまう部分もあるようで、今回は見入ってしまい、ほぼ全部視聴してしまった。
番組後半で、有名一流大学の院生が「塾の開業資金1000万円を投資して欲しい」と申し出ていた。「生徒同士で教え合う」という従来にはないシステムを導入し、人間性と学力の両方を必ず上げるんだ、と意気込んでいた。で、投資してくれる社長がいて、内定を蹴るのか、経営に挑戦するかの返事を求められた。そいつは、えらく考え込んで、見てて腹が立ってきた。
しばらくすると、今もらってる内定が学校推薦で、取り消しはできないとのこと。だから「半年勤めた後に退職し塾の経営に専念する」、などとぬかしやがった。筆者もキレたが、投資しようとしていた社長も、もちろん激怒。叱責されまくって帰っていった。というか、投資を頼んでるはずなのに迷ってるという時点で、もうダメですわな。簡単なことなのに、意外とワカランのですかね。
所々、己を見ているような感覚に陥る番組だった…。
注1:悲しいから泣くのではない。 注2:泣くから悲しいのだ。
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