■ミーハーにも程がある■
本日、ゼミ発表の準備に追われるのみ。後、バイト。
サッカー日本代表、負けましたな。トルコは、ヨーロッパに近くて、レヴェルの高い所でやってるわけだから、そう簡単には勝たせてくれんでしょう。いやぁ、トルコのディフェンスの堅さもさることながら、FWハッサンの動きもスゴかった。素早い、素早い。日本のDFたちが、ミスキックするのも無理ないのかも。
とまあ、素人の分際で、無難な感想を述べてみたりするけれども、あの日本人の「ニッポン、ニッポン」ってな熱狂ぶりは、どうなんでしょ。試合終了後も、ニッポンコールが止まなかったとか。応援自体が悪いとは言わないが、なんだか、「どさくさ紛れ」という感じでしかないような気がする。「とりあえず盛り上がっちゃえ」ってな具合に。大してサッカーの知識もないタレントを起用しまくって番組を作ったマスコミュニケーションたちに、多くの人が踊らされているのではないか。
良い例が、イングランド代表のベッカム。世界のトッププレーヤーかつ男前ってことで、ワイドショーでも取り上げまくり。その髪型を真似る人も続出だそうで。「イングランド=ベッカム」みたいな構図ができてしまって、他の選手はそっちのけ。大学の知人 G氏は、「アナウンサーまでベッカム教徒かよっ。スコールズとかシェリンガムにも注目しろと言いたい。」と述べている。「ボール蹴って、ゴールに入れれば良いんでしょ」といった程度の知識しかなく、オフサイドの意味も知らないまま、マスコミに踊らされている国民が多数いることが伺えますな。
最低でも、前述したような感想が言えないと、サッカーのオモロさとか、スゴさってのは、分からないと思うワケです。普段 J リーグに関心すら寄せない者たちが、代表戦になるとと途端に「ニッポン、ニッポン」の大合唱。それは、おかしいでしょ。ミーハーにも程がある。ちなみに、筆者は、J リーグ発足時から、名古屋グランパスを贔屓のチームとし、ちょくちょく観戦に出かけている。京都に来てからは、京都パープルサンガの試合を 2度だけだが、観戦している。また、地元に帰って時間が有れば、実際にサッカーをすることもある。
都合良く、日本代表サポーターになられたんじゃ、選手たちも嬉しくないのでは?
注:ドイツかスペインかなぁ。
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