■「nearlyとalmostの違い」を探る■
本日の筆者は、バイト中に、資料を広げ、パソコンの画面にかじりついて、来週水曜に提出期限の迫るレポートに取り組んでおりました。テーマは「nearlyとalmostの違い」であります。で、2時間かけて、とりあえず、以下の事が見えてきたので、メモ代わりに記しておきます。
==================================== almostのMI-score(=意味的結びつきの強さを表す数値)を見てみると,un-,in-,im-などの接頭語が付き,かつ-bleという接頭語が付いてできたマイナスイメージの形容詞(例:imperceptible)を修飾する場合が多数見られる。
nearlyは,基数(普通の10とか20とかの数字)・序数(firstとかsecondとか)と共起し,almostの場合は,前述のように,マイナスイメージの形容詞との共起が多く,数値との共起はnearlyに比べると少数である。
「almost / nearly + all + of + 複数形」の語彙的パターンが頻出している。
nearlyのMI-scoreに並ぶ単語を見ても,さほど難解な単語は見られないが,almostのMI-scoreに見受けられる単語は,なじみにくく、かつ長い単語が多く,このことから,almostはnearlyに比べて堅い語であると言える。
話し・書き言葉コーパス(コーパスとは「電子化された言語資料」のことです)での使用頻度を見てみると,nearlyでは,書き言葉としてよりも,話し言葉として盛んに用いられることが分かった。また,almostの場合では,話し言葉・書き言葉の両方で、盛んに用いらている。
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とまあ、今日はこんな感じで。まだまだ初期の段階であり、明日からの連休で、かなり見直さないとアカンなってこともまた分かりました。模擬授業の準備もせなアカンし、Speakingのプレゼンとか、Readingの最終レポートとか、この期に及んで課題は山積みであります。
頼んでもないのに、何かで時間は見事に埋まってくれます…。
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