■文明の利器に感激して泣きそうになったわけじゃなく・・・■
さて、本日北海道遠征当日である。
当初は、1限に出てから空港へ向かう予定だったが、旅支度に予想以上の時間がかかり、結局授業には出ず。しかしながら、天気や空港情報なんかをしりたかったので、学校に行くことは行った。
友人と京都駅で待ち合わせることになっていたが、自分が電車を一本逃し遅刻。とりあえず、空港行きの特急列車には間に合ったので結果オーライ。
空港に着いてから、何もかもが初めてなので何をどうすりゃいいのかが分かんない。チャックインはあっさりできたが、大きな荷物をどこに預けるかが分からなかった。で、空港の人が、明らかに挙動不審だった我々に声を開けてくれて、預けるカウンターを教えてくれた。
次に、手荷物検査が控えている。事前にあれこれと聞かされていたので、チェックでひっかかりそうな金属は全てカバンに収納。そして、何事も無く通過。ところが、連れの友人が通った時に、「ピー、ピー、ピー」と警告音が鳴り、ひっかりやがった!友人は、ベルトの金属にだって反応するってコトを知らなかったようだ。直後に、ボディーチェックを受け、通過。意外だったのは、結構ひっかかってる人がいたことである。
そして、「ホントにこんなものが空飛ぶのか?」などと疑いながら搭乗。あっという間に出発。離陸する時の、あのG(工学や宇宙医学などで用いられる加速度の単位←辞書より)には、マジでビビってしまいました。なにせ初めてなもんですから。そのまま上昇していく間ずっと固まってた…。
飛行中は、席が真ん中で景色は見えず、仕方なく雑誌なんかを読んでた。で、時々揺れるとむちゃくちゃ焦る。焦ってもしょうがないけど、焦る。そして泣きそうになる。「もうヤダ…降ろしてください」という心境であった。ホントに生きた心地がしなかった。友人は、のんびりと過ごしてた。
そして、1時間50分ほどで新千歳空港に到着。着陸がまたビビる。降下してる時に、頭がフワ〜ってなるのが気持ち悪い。遊園地にあるフリーフォールをやった時に味わった恐怖と同じものを感じた。これまた意外だったのは、意外に滑走路はデコボコしてるんだなってコト。遠目から見てると、全然そんな風には見えないのにねぇ。
たった2時間弱で北海道に来ても、まるで実感が無い。「ここは、ホンマに北海道ですか?」と、何度も問い掛けたくなってしまう。そりゃ、マッハ0.8で動く乗り物に乗って移動すりゃ、しょうがないのかも…。
空港から札幌まで移動し、2泊する全日空ホテルにチャックイン。ホテルのてっぺんには、ANAのロゴがデカデカとあるので、上を見上げれば、どこにホテルがあるかが分かり、どっちに歩けばいいのかが分かる。
荷物を置いて、晩飯を食おうということで出かけた。ジンギスカンを食べに、サッポロビール園を目指す。寒い中、あえて歩きで目的地に向かった。紆余曲折を経て、何とか到着。そして、ジンギスカン・タラバガニに舌鼓♪ビールもウマかった。
その後は、すんなりホテルに戻り、翌日の小樽観光に備え、就寝。
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