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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

(新たなご依頼をいただける場合、あるいは、既刊の作品についてご質問をいただく場合も、
拙著の刊行がある出版社さん宛てにメールにてご連絡をいただけませんでしょうか?
転送してもらえますので、私から返信します)。

挨拶
2010年01月02日(土)

新しい年ということで、
まずは挨拶をさせていただこうかと。
旧年中はお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

2009年はいろいろな方の力を借りることができ、
それから読んでくださる方がいらしたおかげで、
5冊の本を刊行しました。
『手』、『男と点と線』、『モサ』、『ここに消えない会話がある』、『あたしはビー玉』、それぞれ思い入れのある本たち。
本を出す年にしたいと思っていたので、それが叶い、
作家として、本当に楽しかったです。
(私の場合は、ほとんどが書き下ろしではなく、雑誌掲載を経て本にしています。
且つ雑誌掲載までに紆余曲折があった作品もあります。
だから、書籍の出版の直前に原稿を作っているわけではなく、
したがって刊行が続く、そのときが大変ということは、まったくないのです。
原稿は2年前、3年前のものが多くて、
ゲラチェックはあるのだけれど、もともと校正好きだから苦ではなかったです)。

執筆は、冬から春は「ここに消えない会話がある」、
そして春、夏、秋と「この世は二人組ではできあがらない」に、
がっつり取り組んでいました。

(反省としては、ときどき小説に夢中になり過ぎて、
メールの返信ができなくなったり、スケジュールがめちゃくちゃになったりして、失礼なことをいろいろしてしまったことがある。
やっぱりマネージャーさんみたいな方にお願いした方がいいのかな、と考え始めました)。

そして一年通して、小説と出版活動以外の仕事はできるだけセーブして、
基本的にやりたい仕事しかやらず、
遊びも充実させ、友人と会ったり、旅行に行ったりもしたので、
ひとりの人間としても、青春が戻ってきたみたいに日々が輝いて見えました。
その前の2008年は、なんでかわからないけれど、辛かったんですよ。一昨年が、今までの人生で一番苦しかった。

それが翻って、2009年は面白かった。


みなさんの2009年はどうでしたか?




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