『ここに消えない会話がある』 7月24日(金)に発売です。集英社から。 「すばる」2009年4月号に掲載した中編小説「ここに消えない会話がある」と、 「青春と読書」2007年11月号に掲載した短編小説「ああ、懐かしの肌色クレヨン」を収録。(ちょっと前に書いたこの「肌色クレヨン」、意外と面白かった)。 いい組み合わせ。 パンみたいな本になる予定。 パンを買うみたいに、 本を買ってみてもらえたら、と思っています。 (私にとっては、10冊目の本になりますが、 本が出る直前は、いつも舞い上がりますね。楽しみでたまりません。 刊行が続いていて大変なのでは、とお気づかいをいただくこともあるのですが、 私自身のスケジュールが重なっているとか、並行して小説を書いているとかってことは全くないんです。 《ちなみに、『男と点と線』は短編集、『モサ』はファンタジー童話という感じで、『ここに消えない会話がある』はいわゆる小説の本という雰囲気で、違った味わいのものになっていると思います》 大変さでいうと、去年や一昨年の方が張り詰めていたような覚えがあって、 今は、落ち着いて楽しく、静かに熱して、仕事ができています)。 本当に、本作りの仕事は面白い)。 そして、合間を縫って海へ行ってしまった。 [お知らせ] ・古本案内 おに吉 vol.4 (吉祥寺とかの古本屋さんにおいてあるフリーペーパー?) エッセイ「長く長く」金子光晴について書きました。 その他、『男と点と線』『ここに消えない会話がある』の著者インタヴューを、ファッション誌などで、ちらほら受けさせてもらっています。
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