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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

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ピアノ
2004年09月25日(土)

こんな夢を見た。

私の男友達(だが夢の中の人で実在はしない)が、病気にかかっていて、今日中には死んでしまうらしい。
その日、友達たちは集まって、パーティーのようなものをした(みんなで余興なものをやっていた)。
男友達は痩せてぐったりと椅子に座っているが、顔は楽しそうにしている。
その男友達と私はそこまで仲が良い訳ではないらしく、私は少し離れた席に座っていた。
ピアノが上手な人がピアノを弾いていた。
その男の人がジュースの缶を持って、私に向かって変なしぐさをした。
そのしぐさは、ふざけるときにその人がいつもするしぐさ(らしい)。
その人と私はちょっとふざけ合ったりする程度の仲らしい。
私はそのしぐさを見て泣きそうになってしまう。
その部屋には、隅の方に大小の様々なピアノが適当に置いてある。
私は泣くのを止めるためにその掃除を始めた。
鍵盤を、ティッシュや綿棒でふく。知らない女の人がやってきて、一緒にやってくれた。
小さいのや大きいの、グランドピアノがたくさんあるのだが、フタが合っていないものが多い交換したりするのだが、足りないものは倉庫に行って、フタを持ってきた。
実際にはない思い出を思い出していた。




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