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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

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ガケップチが好きなんだ
2001年12月22日(土)

先週、バイト先のレストランで仕事の合間にお店の男のコと話したこと。

Nさん(以下N)「こないだ北浦和駅(このレストラン及び私の家の最寄り駅)を爆走してたでしょ?」
キュー(以下Q)「そうですか?してたかもしれないですね」
N「しょっちゅう走ってるよね。自転車で爆走してるのもよく見るよ」
Q「ああ、無意識に走ってるんですよね。自転車でも速く漕いじゃうんですよね」
N「何でなの?もっと余裕を持って行動すれば走る必要ないじゃん」
Q「うーん。ガケップチが好きなんです」
N「そんなんで良いわけ?ここだっていつもギリギリで入るじゃん。こないだ遅刻したし」
Q「今日はしてないですよね」
N「でもギリギリでしょ。余裕持って来たらいいじゃん」
Q「ガケップチってかっこいいじゃないですか」
N「かっこよくても、余裕あった方がいいでしょ」
Q「こう、自分を追いつめたいんですよね」
N「ギリギリのとこに?」
Q「そう。追いつめられたとこで力が出るじゃないですか」
N「もういい。君と話してるとおかしくなる!」
(と、ふいと行ってしまう)
(が、また戻って来て)
N「彼氏できた?」
Q「できないです」
N「俺にも聞いて」
Q「彼女できました?」
N「できた!!」(小さくガッツポーズ)
Q「よかったですね」
N「それだけ?」
Q「どんな人ですか?」
N「どんな人って……髪はこれくらいで」
Q「長いんですね」
N「背はこれくらいで」
Q「小さいんですね」
N「キューちゃんがここだったら(と床から真ん中くらいに手を上げ)彼女はあそこ(と店の天井を指差す)」
(なんだそれ。失礼!)
Q「まあいいですけど」
N「小雪に似てる」
Q「すごい美人ですね」
N「うーん(笑)。キューちゃんは彼氏作らないの?」
Q「作りますよ。すぐ作ります。クリスマスまでにはできますよ」
N「クリスマスって、来週じゃん」
Q「そうですね」
N「そんなギリギリでいいの?」
Q「ガケップチが好きなんです」




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