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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

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ゲンセンカン主人
2001年03月01日(木)

主観について考えた。
例えば同じ文章を読んでも、感じる事はものすごく違う。
その違いは、自分が思っているよりも、ものすごい。河のこっち側と、向こう側ぐらい違くて、相容れない。
そして、その違いを恐れてはいけない、と思う。
違うのは当たり前で、どちらが合っている、という訳でもない。
誰か1人の話を聞いて「そういうものだったのか」なんて考えてしまっては単純すぎる。「そういう見方もあるのか」程度にとどまらせなくてはならない。
自分にそれがそういう風に見えたのなら、何か理由があってのはずである。
「なぜそう見えたのか」を考えなくてはいけない。そして、なぜ、その人にはそんな風に見えるのか、どうして違いは生まれたのか。また、たぶん10人に聞けば、10通りの見方があるはずである。それも視野にいれなくてはならない。
誰か1人の意見を聞いて、それを一般論のように思ってはいけない。他の人に聞けば、またまったく違う意見が出るかもしれない。
自分の見えているものを過信してはいけないが、誰か1人の見ているものに影響されしすぎてもいけない。見方は星の数程あることを視野に入れつつ、どうしてそう見えるのか、を分析していきたい。

私は誰かに何かを言われても、私の道を行こうと思う。




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