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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

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車輪の下
2000年12月30日(土)

 友人が忘年会をやるというので、行ったが、3人しかいなかったので変な感じ。
 でもあたしにはこれくらいが丁度いいかもしれない。
 私は人間関係の基本は1:1だと思うし、だからサシで話したり、まあ、3人ぐらいならいいのだけど、4人以上になると、よーし、飲もうなんてゆうかんじになって、まあそれもいいのかもしれないけれど、でも、特に飲み会は、ほんとあたし行ってもしょうがないなと思う。だって、盛り上がりたいんでしょ。あたし全然盛り上がりたくないもん。人と話すのすきだし、別にしらけてる訳じゃないんだけど、絶対しらけてると思われてるよ、みんなに、と思う。「のりがわるい」って怒られたこともあるし。それなのに、なんで飲み会に行くのか、というと、みんな飲み会ばかりやっているし、行かないとおいてかれるかもしれないと不安だから。
 友人が言っていたけれど、「話す人は話す車輪と考える車輪がうまくかみあって一緒にまわるんだろうね。オレは話す車輪と考える車輪がべつの機動体なんだよ。だからオレ相づちがいっぱく遅れたりして、相手が待っててくれないと、考えていることをうまく喋れないんだ」
 そう。私もそんな感じかも。
 相手の人が待っていてくれたり、いろいろ聞いてくれたりしないと、喋れないことも多い。こんなんではいけないとも思うけれど。
 




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