くだらないことを書くノート 【HOME】【MAIL】
- [2003年03月11日(火)] 長けりゃいいってもんじゃないことを肝に銘じておいてくださいっ!!
・・・あー、某○っぱい占いから。つーか伏字意味無。
題名が意味あるんだかないんだか、今日はそんなお話。
つーわけでここから本気モード。
長い小説を書ける人に憧れたりなんかする。
無論、題名に書いたとおり長けりゃいいってもんじゃない。
ただ長々と文章を垂れ流すくらいなら誰だってできる(と思う)。
そうじゃなくて、筋道を立ててきっちり小説を書き上げることができる、一種の才能。
今の俺には到底出来ない。
書き上げる中でどこか違和感が生じてくる。それは文章を書けば書くほど歪みを増す。
そして最後にはそれまでの文章をぶち壊す。矛盾という名の歪み。
まぁ、全面的にこちらが何も考えずに小説を書くことが悪いのだが。
先週あたりに絵を書く友人(この間登場したのと同じ人物)とその話で盛り上がった(?)。
友人曰く、
「自分の好きなパーツを書き繋いでいったら、最終的には矛盾が生じてしまう」
とのこと。
それは俺の書く文章にも同じことが言えた。
俺の場合は、
「こういうシーンがいい。こんなシーンも入れてみよう」
そんな感じで自分の都合だけで物語を書き進めてしまう。
そして完成したシロモノを読み直すと首をかしげる。
どうも最初と最後で不具合が生じている。
二人に言えることは、
「全体図を持ってかけ!!」
絵にしろ小説にしろ、きちんと自分が全てを把握しておけば矛盾が生じることは無い。
分かっているのだがどうも出来ない。
今度きちんと筋道を立てて小説を書いてみるか。
話は変わり、ないものねだりについて少しだけ考え直した。
昨日の蒸し返しになるが、まぁ聞きねぇ。
冒頭にも書いた「憧れ」。これもある意味ないものねだりの一種なのかなぁ、と。
憧れるということは、自分もこうなりたいと願う願望。つまりはないものねだりではないのか。
ないものを欲しいという願望。いや欲望、といったほうがいいか。
つまり欲する気持ちがないと人は前に進めないのではないのか。
何も欲しがらないという事。潔いと思うが、ある意味自らの向上心が無いということに繋がるのではないか。
つまり、欲望がないと人は生きているとは言えないのではなかろうか。
もちろん俺は学者ではなく普通の駄目サラリーマンだから本当のことは分からない。
それに当たり前のことだと言われてしまえばそれまでだ。
それでもたまにはこんなことを考える日があってもいいんじゃないかなぁ、と薄曇りの空を見上げながら思ってみたりした。
そんな一日。