Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2020年05月21日(木) |
録音の問題、というのは、ない、 |
録音の問題、というのは、ない、
2018年の現代ジャズベストにタイション『ピラーズ』(3CD+2LP)とホフマン『マルチファリアム』(mp3音質)を掲げる理由には、対照的な究極の結晶化をみるにあたって、ひとつに音質の対比もあると思うている、重要であるのと同時にモンダイではない、という言いに至るエビデンス、
2018年おれベスト■に掲げたビリアナ・バチコヴァ3CD3ライブ『ブラードミュージック』(elsewhere)、新しいレーベル最初の作品、ここでの、インプロ耳が当然に前提としている響きの(フラットかつナチュラルもしくは生々しい)空間性を魔術化させる響きの創造といったもの、には、そもそものライブ演奏の良さを超える側面がある、としてそれはECMニューシリーズ『タブララサ』に匹敵する革命なのだと主張されるべきだ(おれが主張しているだけかー)、
今年 Another Timbre からリリースされるバチコヴァの録音を聴くと明白だと思う、 Ernstalbrecht Stiebler ‘Für Biliana’ (2015) ■
【地下音楽への招待】吉祥寺マイナーYouTube音源集〜阿部薫・豊住芳三郎/ガセネタ/竹田賢一/光束夜/THE STALIN/タコ/角谷美知夫etc. ■
ここでの竹田賢一「地表に蠢く音楽ども SIDE A」、いかにもカセット音源ではある、歪んだ、音像、1979年2月25日吉祥寺マイナーでの録音、
ここに発動されるフィーレコ耳での聴取は、ひと味もふた味も変わったものとなって2020年のわたしに到来する、
これを、いまリリースされた見知らぬバンドの新譜として聴いているのだ、が、えれーカッコイイとしか言いようがない!、カセット音質というくくりでは捉えない創造された魔術化されたものとして立ち現れているのだ、
ジェイエレクトロニカやビリーアイリッシュにみる音の良さ、音響空間の解像度の高さ、歓び、とは対立するものではない、
ちゃぶ台がえしをしている?、そんなことはない、
録音の問題、というのは、ない、おおいにモンダイにしているじゃないか、
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