Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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5日土曜日は15時めざして月光茶房へ行くことにせり、わたし土曜日休みはレアなり、
インプロ聴取の手引き、
” ジャンルやレパートリーという牢獄から脱走してきた演奏家たちは、即興演奏家と呼称される。(おいおい、そんなんでいいのか?)
即興演奏家が放つ自由さといったものは、勝手気まま、奔放、融通無碍に置換されるものではない。 どこか生命の根源に触れるような性質の表現なのである。 ブルーズも淡谷のり子もマタイ受難曲もビリーホリディも高田渡もサイモンとガーファンクルもミスチルもおざけんすらも聴けないくらいに、人生に絶望したり恋人に去られたりカミさんに詰められたり万馬券を取り損ねたりした、そのようなときに。
死なないですむのが即興演奏だ!、という定義を、わたしは1998年にしている。
路頭に迷ったり、工事現場でこごえたり、多少気を病んだり、借金で苦しんだり、家賃を滞納したり、自堕落な放蕩に身をやつしたり、ビートルズの一員になった夢を見たり、ウルトラ万馬券を妄想して5せんえんすったりせずに、なにが人生か。 ” 2005年06月08日(水)
と記述されていれば、正解だ、うん、
【 お ま け 】 月光茶房でカンパニー社刊のジョン・コルベット著『フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き』を買っていただくと、おまけがあります。 音源が入ったCD-Rです (写真)。本の中に登場する音源ではありませんが完全即興の演奏。 20年以上前に登場した物で、現在新譜としては流通していないものです。 写真のようにジャケが一点一点異なりますが、内容は全て同じになります。 おまけと言うよりは店主個人からのプレゼントと言ったほうが正しいです。 現在流通していないとはいえ、かつて正式にリリースされたものなので内容の具体はここでは伏せますが、音源に関する私のテキストも添付する予定です。
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