Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2018年10月14日(日) |
セルゲイ・マーロフ&岩崎洵奈 デュオ・リサイタル |
セルゲイ・マーロフ&岩崎洵奈 デュオ・リサイタル
2018年10月14日(日) 14時開演 さいたま市ノースプラザホール
岩崎洵奈はすでにウィーンに居を移していた、ウィーンの空気の中でピアノを育むことを選んでいた、まったく天使のように正しい、
4年前に聴いて以来だな、>■ ここで書いたことは、まったくそのまま現在に通じている、
セルゲイ・マーロフの演奏は確かな演奏力と珍しい復元古楽器も手伝って名声が伸び盛りのように見えるけれども、なんとも若い、魅せようと意気軒高なのもいいけれど、という構え、
岩崎洵奈のこうもりのワルツ変奏曲独奏の半ばから、そのナチュラルなリズミックな舞いの生命体がステージの上の空気を揺らす、これこそが岩崎洵奈の到達であり、奇跡の存在理由だと思う、
マーロフもさすがにそこはわきまえたのだろうか、後半のベートーヴェン「クロイツェル」が進んでゆくと、岩崎の演奏の魅力の大きさがまるで木星のように巨きく映るような様相となり、マーロフのヴァイオリンが点のようなボイジャーに見えなくなるかのようであったのだ、
アンコールの前にわざわざマイクを取ってCDに入ってるこのあとサインするとマーロフ、さすがに岩崎はそこは直訳せずにスルー、客席がクスッと笑う、昨今のクラシックのコンサートではマイクは握るわCD販売サイン会サービスはするわ、だが、岩崎洵奈には紀尾井ホールでのマイクなしサイン会なしのリサイタル、皇室のお方の臨席とNHK収録がある、が、本来の音楽だ、
競技会選手のテクネーの強度にプラスアルファでようやく世界的なツアー・コンサートを開ける、という、奏者にとっても音楽にとってもリスナーにとっても疲弊するような歪なシステムはどうにかならないものか、
どのジャンルにとっても、技術ではない、極めて人間的な”謎”に出会うこと、
赤羽までバスで行くと65円お得なのだ、埼京線の快速で20分ちかく時間かかるけど、
平和台〜赤羽 バス 216円 赤羽〜大宮 JR 302円 計 518円
平和台〜池袋 メトロ 195円 池袋〜大宮 JR 388円 計 583円
はじめて訪れる大宮駅、乗り換えがわかるようになりました、
コンサートのあとは一緒に行ったホソダさんとヤスミさんとホソダさんちで秘密基地闇鍋音盤会、時に意見は対立するがなんとも触発される未知の桃源郷、寒山拾得の酒宴、食べ過ぎたー、
15日ウイリアムパーカー、16日平田王子渋谷毅、と、惑星直列なのだが、時間はあるが財力と生活力がないのでトホホな日々だ、
アメバTVの麻雀RTDリーグの準決勝を見て、感動で泣く深夜のジジイ、明日こそ、エレファントカシマシ宮本浩次の心境、
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