Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2018年02月25日(日) |
松原混声合唱団 第23回演奏会 |
光が丘図書館、大江戸線で西新宿五丁目、初台の東京オペラシティへ合唱を聴きに出かける、
この合唱団はアマチュアで1953年に世田谷区松原で結成されたという、会場大ホールはほぼいっぱいの熱気、
合唱の声の渦、生命体のような雲の音響は録音できないとかねてから主張しているおいらであるが、それにも増してこの合唱団が曲に注ぎ込んだ熱量、理解の深さ、自在へ至る鍛錬、指揮者との一体感、そして多彩でどれも宝石のような輝きを持つ作品群、
ほんとにいいコンサートだった、
松原混声合唱団 第23回演奏会 [出演] 清水敬一/真下洋介(Cond)、坂田梁山(尺八)、高橋明邦/多田恵子/齋藤綾乃(打楽器)、花岡操聖(十七絃)、小田裕之(Pf)、ピアノデュオ・パリ・プラハ(Pf Duo) [曲目] ・新実徳英:混声合唱とピアノのための「海を想う」 ・鈴木輝昭:観世流謡曲より「大江山絵詞」無伴奏混声合唱のための ・三善 晃:混声六部合唱、尺八、打楽器、十七絃のための「変化嘆詠」一休諸国物語図絵より ・松本 望:「二つの祈りの音楽」混声合唱とピアノ連弾のための
三善晃作品は、これは比較するということではなく、別次元の音楽である、どこまで意図されていたのか楽譜に書き込まれていたのか、動かし難い複雑さと緻密さが折り重なって響きのデモーニッシュなまでの謎をまとって出現するありよう、この響きを三善晃はわかって書いていたという驚異、
Derek Bailey & Dave Holland 'Improvisations For Cello And Guitar' (January 1971) ■
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