Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2018年01月24日(水) |
水溜め横で立ち尽くす幼児には、 |
東京ドームホテルの車寄せ、
01 THE LOVE PARADE / Cornelius 1994 02 Handle With Care / Traveling Wilburys 1998 03 Just Because / John Lennon 1975 04 時計じかけのオレンジ=タイトル・ミュージック(パーセル「クイーン・メリー葬送曲」より) / ウェンディ・ウォルター・カーロス from 『時計じかけのオレンジ』オリジナル・サウンドトラック 1972 05 You've Got Everything Now / The Smiths 1984 06 Beyond The Flames / Takeshi Shibuya 2002 07 In A Silent Way 4:18 / Miles Davis from The Complete In A Silent Way Sessions [Disc 2] 1969 08 今宵の月のように / エレファントカシマシ 1997 09 冬のセーター / Blankey Jet City 1992 10 Since I Left You / The Avalanches 2000 11 Bach: The Well-Tempered Clavier, Book 1 - Prelude #1 In C, BWV 846 12 Bach: The Well-Tempered Clavier, Book 1 - Fugue #1 In C, BWV 846 13 Bach: The Well-Tempered Clavier, Book 1 - Prelude #2 In C Minor, BWV 847 / András Schiff 2012 14 Vers Libre I / Rema Hasumi 2016 15 夕陽が笑う、君も笑う / スピッツ 1996 16 Melody Fair / Bee Gees 1969 17 Venus / Television 1977 18 ギブス / 椎名林檎 2000 19 Barcarole / Pat Metheny Group 1982 20 誰そ彼(たそがれ) 21 Ka wailele o Nu'uanu ヌウアヌ渓谷の滝 / 渋谷毅&平田王子 2013
音楽はどのようにも生まれてくる、宿して、ほんの小さな変数から、投入の契機から、必死に、決死の覚悟で、
砂川の宮下の借家は今もある、幼稚園にあがる前に、借家の裏にはコンクリートで囲われた水溜め、5m×8mくらいの、短冊状の朽ちた板で蓋をされていた、
幼児には巨きさと死の恐怖に触れるには十分な大きさの、そこで立ち尽くしていると、今思えばピアノの練習だったのだろう裏の材木屋の二階の部屋から聴こえていた、水溜め横で立ち尽くす幼児には、空から何かが降ってくるようだった、
この記憶は何かの機会に十年に一度くらい出てくる、そういえば、
わたしは何を音楽に聴いているのだろう、視ているのだろう、
音楽のほうがよっぽど人格として明らかで謎で優れている、それに比べてニンゲンなんて相当気持ち悪いものだぜ、そうは思わないかい?、
オマエモナー、
メチエ選書『禅』を読んで少しだけ気分が楽になる、
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