Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2017年12月28日(木) |
Manfred Mann's Earth Band |
Manfred Mann's Earth Band "You Are I Am" 1979 高校生のときにクロスオーバーイレブンでエアチェックして、大学生になって高円寺の輸入盤屋でLPを買った、1981年の中央線の星空まで思い出すトラック、
WIRED誌vol.30、記事、 哲学者・國分功一郎 ”アイデンティティとは、「傷」です。生まれてくること自体が「傷」を負うこと。傷の総体が性格を形づくっていくのです。” 医師・熊谷晋一郎 ”アイデンティティとは、「物語」です。一度きりの出来事を「物語」として記憶に組み込んでいく。それが一冊の本にまとまったようなものがアイデンティティなのです。”
ここで展開される二人のレジュメのような対話は、現在の生き難さに深く刺さっているように読んだ、
明らかに幸福なのか恵まれていないのか充実しているのか物事が手に付かないのか、よくわからないでいるワタシだけのモンダイではないかもしれない、そこで何か処方箋が見つかるわけでもない、が、輪郭がおぼろげにでも判明すると、それはそれで元気になるきっかけになる(う、安易だー)、
そもそもアイデンティティという概念を気にしたこともないけれど、
50代になってからとくに過去の記憶に襲われることが多くなった気がしている、
昨日、門前仲町に30分待機したとき、鶴岡八幡宮の例の刺殺事件があったとか、銀行のみどり会によく来ていたことや、フルータスを求めて電動自転車で友だちと走った午後とか、ガールフレンドとの想い出や、路地の料亭の待機で3時間過ごしたことや、ここから月島の盆踊りの夏を観に行った夕刻とか、書きながら順序めちゃくちゃ、
Spotify にはCD欲しかった Gorguts "Obscura"(テイボーン溺愛盤)や Gil Evans "New Bottle Old Wine"(小沢健二"Buddy"のイントロに使われた Cannonball Adderley イントロの"King Porter Stomp"収録)もあるし、どちらも高額廃盤、
なんだか図書館行脚ライフに飽きてきてしまうよ、新譜をチェックしてるだにー、
Una Noche en Bimhuis / Celano / Baggiani Group 2017
Michael Moore: alt sax & clarinet Joachim Badenhorst: tenor sax, clarinet & bass clarinet Natalio Sued: tenor saxophone Guillermo Celano: electric guitar Clemens van der Feen: double bass Marcos Baggiani: drums
キュートな変態アート青年ヨアヒムちゃんの課外活動、くつろぎのジャズ的ストレッチ運動ということで、
Big Grin Guillermo Celano / Rodrigo Reijers / Flin Van Hemmen 2017
Flin Van Hemmen "Drums Of Days"神盤を何故に菊地雅章の生まれ変わりだなどと断じていたのか!、 Flin Van Hemmenってドラマーだもの、共演者によって音楽の骨格は変わってしまうのはトーゼンじゃないかー、
I Am a Man (with Bill Frisell, Brian Blade, Jason Moran & Thomas Morgan) 2017
モーガンにつられて聴いてしまうが、90年代にあってもいいような懐かしいセッション風味の極上焙煎、以上でも以下でもない、モーガンの付き合いの良さ誠実さが痛いほどだ、
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