Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2017年12月27日(水) |
「21世紀のアイデンティティ・ソングブック」・ Herbert Distel 『Die Reise』 |
Spotify で野島稔ある、聴く、ライブにはかなわないが凄さはわかる、というかライブ体験があるから録音物がトレースできる(その意味でやはり丘山さんのライブしか信じないというのは正しい)、Spotify音源には録音データやパーソネルが載っていないジャケはあるが手触りは無い、
HatOlogyレーベル、Hat Hut Recordsカタログ1番の Herbert Distel 『Die Reise』という作品、久しぶり、『La Station』という作品と2CDにカップリングされて『Railnotes』というタイトルで再発されてたようだ、それが Spotify にある、
”乗っている列車が走っている外界のサウンドが続く”
Herbert Distel - Die Reise (The Journey) ■
初めて聴いたとき、96年頃だったか、おれにはフィーレコの考えも知らない、衝撃だったなあ、重なって響いている遠く近くの電子共鳴は意識を揺らす、
人生はいやおうなく進む、ことのメタファーとして聴こえる、いや、そんなくだらない!、では、何故このサウンドはわたしを照らし続けているのか、
線路の途切れごとにガタンゴトンと鳴る、揺れる、蝉の鳴き声が響いている、橋をわたる、シャー、シャー、ゴー、
函館から砂川までの急行列車は6時間40分だった、着くことを待ちながらぼくはずっと列車の揺れる音を聴いた、凝視する線路の光沢が光って揺れる生命体のようにも感じたのでいつまでも語り続けた、
最適化されてはいけない、というWIRED誌若林恵編集長のテキスト、おいらのように「最適化」という語句を使ったことのない(仕事でも日常でも)階層にとっては、理解できたかおぼつかない、
小冊子がページに挟まれていて「21世紀のアイデンティティ・ソングブック」、301にん分、
Don't Look Back In Anger わお、おれオアシスを聴いた世代じゃない、けど、こんな名曲知らないでいたー、
小沢健二の「恋しくて」を選んでいるひとがいた、ほんと一字一句が切ない歌なんだ、嬉しくなって昨日の Ozawa Kenji 2017 + plus Merry Christmas ver. を選曲して並べた、
こんな曲なんですけどね、
小沢健二 恋しくて ■
”それで何か思っても もう伝えられないだけ Baby ! ”
小沢健二「恋しくて」 1997年/TV/LIVE ■
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