Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2016年07月29日(金) |
梅雨明けした翌朝、皇居前の輝き、 |
昨日梅雨明けした夕刻の、輝くクリスタルな暗がり、なんだか天変地異が起きるのかねー、世界のおしまいー、ふふふ、そんなカンジでしょうかー、
なんて言いあって翌朝、5号線混んでいたので中央大学理工学部を経由して、
おや、皇居前の輝き、
おとといのお昼過ぎには東京駅から皇居まで馬車の貴賓行列があったっけ、いい眺めだったな、
8日には天皇陛下のご意向をビデオ収録したものが放送される見通しだという、
こないだは、おおやけを考えなければならない、と、とっさに思ったけれど、天皇についてこれほど考えさせられる機会はなかった、
YouTube宮台真司「なぜ天皇の生前退位がそれほど大問題なのか」 ■
この音声をファイルにしてはもう5回は聞いている、佐藤優の警告は色を失い、「錦旗」という語にどきっとする、
両親は共産党員で親友も民青だった手前、そこそこにシンパシーと支持を感じてはいたけれど、結局そこに向かわなかったのは、20代から30代にかけての代々木ゼミナールの原宿校で勤務していた頃に、当時は原宿駅の代々木方面内側にあった宮廷ホームが使用されていて、その警備の協力作業をしながら予備校生の誘導をしたときに、
その交差点はずっと騒々しく人々は往来し国旗を持ち出す老人たちに埋め尽くされて、あと15分、あと5分、と、ざわざわしていたのに陛下の乗るロールスロイスが通り過ぎる数十秒間、
音が消えたのだった、
そんなことは予測できない現象だった、理解できない現象だった、ともあれそのような存在はある、そのように認識するわたしは在るのだな、と、それ以上は考えないで55さいになった今日、
修行僧の「氷のように澄み渡った」世界には、線香の燃える音が家の焼けるように聞こえ、その灰の落ちる音が落雷のやうに聞こえたところで、それはまことであろう。 川端康成
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