Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2015年10月10日(土) |
昨夜の月光茶房で Claudio Puntin に触手 |
テレビを観ながら座っていると、若い社員がたくさん入ってきて、テーブルとかぼくの荷物を片付けはじめる。仕切りの壁がとっぱわれて、フロア全体が畳の広間になって、中央には大きな仏壇が飾られていて坊さんが4にん、金色の座布団を持って歩いてきて、これから何かの儀式を始めようとしている。「こういう会社はやっぱり仏さんに護られているんですねえ」「ぼくはこの金属音が好きなんですよ、フェチなんですよ」と、幹部に話しかけている。ぼくの机やオフィスのパソコンから、黒い和紙のような邪気が取り出されて、坊さんたちがそれを念仏で消滅させている。
テレビを観ながら座り寝をして、その状態がそのまま夢になってたー。
コンビニでサラダと納豆を買って夕食、テレビを少し観て、新橋に向おうとエレベーターの前、白いワンピースを着たキレイなお嬢さんが赤いワインを両手についてきて、ご一緒に屋上でバーベキューしましょう、これからお迎えですので、お心遣いありがとうございます、よろしくお願いします、ニコッと笑顔がまた極上で。いいことあるなあ。
インターFMでソウル/ラテンっぽい選曲に、ジャズをちゃんと演ったピアニストのおしゃれトラックがあって、ハマシアンだった、ECM盤ではないサウンドだったけど。
まー、わしはユニバーサルシンコペーション1やマヌ・カチェのECM登場からすでに乗り遅れているからな。なるほど、フレイバ的なジャズ、バークリーメソッドに漂うジャズを基調にしたECMのゼロ年代以降の潮流。
JTNCの思考と視野はとても理解できるのだけれど、音源がわしの耳を撃たない。プログレッシヴ・ジャズ:進化するソウル、今ジャズ。新種の料理法に過ぎなくて、材料は問わないのかと感じる。新種の料理法でないものが古くさく感じる感性心性もわかる、昔で言えばアドリブ誌には載らないよなーという判断基準の。
それってドラムンベースや擦過音テクノ、音響派、弱音即興、ジョンケージ即興の、はしかみたいなもの?
バーサルの国内盤タイアップ漁法、ウィキペディア文体、リスペクト包囲網作戦、という意見もある。
たださん、もう新しいものにどんどん適応する年代じゃないんですよー、という意見もあれば。 たださん、それはもうツマンナイと自信を持って断ずればいいんですよー、という意見もあり。 益子さんとのタダマスも今月19回目を迎えて、ますますわしの耳は研ぎ澄まされて、獰猛に不寛容になって、それは、やはりレッキとして音楽は進化しているんだ、未知に向って勇敢であらねばならないという確信なのであって。
Thomas Morgan, Joachim Badenhorst, Jozef Dumoulin, Mary Halvorson, Chris Speed, Tim Berne, Henry Threadgill, Mat Maneri, Todd Neufeld, Billy Mintz, Eivind Opsvik, Gilles Aubry, Patrick Farmer, Lucio Capece, Stilllife,
やはり、タダマスや松籟夜話や月光茶房や耳の枠はずしにしか、耳の謎に突き動かされる機会はこの世にはないのだ、と、ウルトラ耳の5兄弟は地球防衛しなければならないのだと、蜂飼耳の言うことに模すれば、まだまだ耳に聴かれてないサウンドの可能性はあるのだと。ノーベル賞を得た孤独な科学者のようなものだ。
昨夜の月光茶房で Claudio Puntin に触手。堀内さんが書いた nemu records ごおお、最新作はこの3にん、 Albrecht Maurer - violin Mat Maneri - viola Lucian Ban - piano ■
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