Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2015年03月23日(月) 「にっぽん文楽」のサイト






「にっぽん文楽」のサイト。よくできてます!見て見て。



文楽、キテます。


総ひのきの組み立て舞台、この美しさ、芳しさといったら。

舞台には屋根が付いているのは、かつてこういう演目は屋外で行われていたことの名残り。
観客は芝の上で楽しんでいた。だから、芝に居る、芝居という。

「大和屋三玄」の手のひらサイズのお弁当、一串、一口サイズの美味たち、三千円、びっくりしてしまうが、そうかあ、こんな美味しいお弁当はあるものなのかー。デザートは「紀の善」の甘味、これもまた・・・。

芸術劇場でシーンとしたステージで鑑賞する文楽もいいけれど、六本木ヒルズの環境音をフィーレコにして、おべんと食べて歓声を上げながら楽しむ文楽もまた格別だ。

テラスから見下ろしている人々もいる、テレビ朝日の画面が映ってしまうのも、ポルシェが通りをエンジン音をたてて走る去るのも、子どもたちの歓声が響いているのも、とっても、今、現在という時間に触れているようで心地良い。

嫉妬に鬼となった清姫、蛇になって泳ぐ、それは、ほら、そこのお嬢さん、となりのおばさん、おんなのひとって怖いんだよねえ、知ってるけどさ。

ぼくたちはここで生きている。


この企画は、日本財団。すばらしい。ヒルズの森さんもありがとー。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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