Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2015年03月05日(木) 十二ヶ月のフラジャイル





よったん投稿の砂川駅。

記憶にあるレンガ造りの砂川駅はもう半世紀前になる記憶の中に。

小雨混じりの午前10時に築地、八丁堀、月島と巡って走ったのだった、あれはいつだっけ。

『hofli / 十二ヶ月のフラジャイル』のサウンドをクルマに充満させていた。

月島の一部に残る昭和初期の住居のたたずまい。

見えるビル群、なだらかな地形から、人工物が消えて、砂浜や荒地を飛びまわる幻のイメージに覆われる。

いつしかラジオの気象放送が聴こえるサウンドになる。

これは吉増剛造の朗読『石狩シーツ』への返歌だ。

生まれ故郷の砂川は、今も夢の場所だ。

現実の道路のつながり具合が夢の中と一致していた戦慄。

中央区から江東区港区へクルマを走らせていることは、子どもの頃自転車でぐるぐる走りまわっていたことの繰り返し。

そこでも、おそらく、『十二ヶ月のフラジャイル』のようなサウンドが聴こえていたはず。






「三丁目の夕日」再放送やってて、観てまた泣く。


港南図書館で借りた『素晴らしきソリボ』河出書房新社


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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