Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2014年04月30日(水) |
耳の枠はずし「ひとりで聴く音楽、みんなで一緒に聴く音楽 − 「タダマス13」レビュー」 |
27日のタダマス13レビューが届きました!いつも発見と触発と学習に満ちた福島さんのレビューにより、照らされているわたしです。深謝。
耳の枠はずし「ひとりで聴く音楽、みんなで一緒に聴く音楽 − 「タダマス13」レビュー」 ■
ポップとは何か、と、突きつけられているような気がいたしますが。
今朝NHK観ててインドの子どもたちに教育がインフラされていったり飲み水をきれいにするインフラが施されたり。やはり中国の次はインドなのね。がんばれインドの子どもたち。対して日本は、自治体合併も自治体債権が増加しているだの、根本は少子化だの、日本の学生が寝ていることが外国人には不思議だったり、アメリカ的格差貧困化は戦争に負けたときから属国的だったのだからの帰結だし、はてさて、どうしたものでしょうねえ。
『三丁目の夕日』の茶川先生の心境で過ごしております、ぼかぁねえ上原ひろみだのショーターだのハンコックだの、そういうジャズには期待していないんですよ。
なんて言っているはずなのだが、Jazz Tokyoで神野さんが上原ひろみをレビューしていて ■ 「最近でも、古くからのジャズ・ファンやミュージシャンから、ひろみへのネガティブなコメントが聞こえてくることがあるが、ひろみの音楽が、日本のジャズのマーケットの広さを超えて幅広く受け止められている現実の前には、その批判も力を持たず、むしろその違和感の中に何が起こっているのかを見据える必要があるのだろう。J-Popにしてもこの20年間でスピード感とサウンドの作りが大きく変わってきた。旧来の価値観では耳障りと感じられるはずのひろみの音は、今ではジャンルを超えて、多くの人々の体内からアドレナリンを溢れさせ、ポジティブなエネルギーを生み出す魔法の音になっているのではないか。」
たははっ。
上原ひろみフリークの女子大生に「たださん、上原ひろみ聴きます?」「チッココリアと演ってるノリは最高だねー」「でしょー!」「コリアと演っているヴィトウスとかブラクストンとかに若い頃夢中になってたよ」「たださん、すごーい、何か聴かせてー」「だめだめだめ、ひろみには勝てないよー」「うふふふ」なんて会話を堂々とする変節のタダであるからにして。
アンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスとの対等なグルーブの成立から組み立てられていて、その3者のノリの揺らぎがインプロヴィゼーションと捉えることができ、その高揚のシステムはR&Bやゴスペル、はてはフラメンコやテクノやドラムンベースやミニマルミュージックとまで共約できるとさえ言い得る。雑味のないカンフル剤のような高揚の効用。
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト - 「MOVE」ライヴ・クリップ ■
はっはっは。いえーい。 Hiromi / Jazz in Marciac 2010 / HD / FULL ■
ほいで、反論でも何でもなくて、
その音符の連なり(旋律)が何を指しているのか、何を語ろうとしているのか、何によってインスパイアされているのか、そして、その速度がどう現れているのかどう可変であるのか、
ちょうどゆうべ聴いていたこのサックスとベースのデュオにしても、ものすごい速度と、旋律の回収と、速度の変換、スイング感に満ちているもので、ここから眺めれば上原ひろみはシンプルなのよね。インスタントコンポジションのときめきにも満ちている。
Ingrid Laubrock, William Parker @ Clemente Soto Velez 3-3-14 1/2 ■
音楽が人生だと言うならば、良い仕事をして到達する高揚した達成感のようなもの、と、スタンドバイミーやパルプフィクションやワンスアポンアタイムインアメリカのようなもの、との違いに過ぎないんだろうな。
ははは、意味不明だ。
え?なにこれ、なにこれ。わたいも、なぜこれに瞠目してしまうのか、わからない、すごい、謎に向かう聴取のジャンプがなければ、ときめかないのだ。
Magda Mayas @ Roulette 9-15-13 ■
Christine Baczewska - The Brain Itself Feels No Pain ■
The Fabulous Paul Bley Quintet - Klactoveesed ■
Little Old Lady - Steve Kuhn, Scott LaFaro, Pete La Roca ■
Ann & Nancy Wilson (Heart) - Stairway To Heaven - Kennedy Center Honors Led Zeppelin ■ 涙ぐむ老いたプラント、ノッポさんだったペイジ、ジョーンズ、ボーナムの息子。
PAUL McCARTNEY AT KENNEDY CENTER HONORS (Complete) ■
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