Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2014年01月21日(火) |
B→C158藤原功次郎トロンボーンリサイタル |
初台のオペラシティの中庭に立つ巨人。
25日(土)NHKFM21時から22時片山杜秀「クラシックの迷宮」三善晃の“幸福な王子” ■ 必聴だわ 『群像』2月号から片山杜秀による三善晃論が始まっている。
幸福な王子とは三善が作曲した音楽物語のタイトルだけど、三善晃が幸福な王子であったというスルドイ切り口なのだ。たぶん。
大三元字一色ダブル役満をはじめてあがる。15900円のワラビーのシューズを1000円で入手。オペラシティへ車で出かけるか電車で行くか20分玄関に座って迷う。昨日は風邪なのか気管支炎なのか喉頭がんなのかタバコが吸えない。2つの漢方薬で治ったばかりだ。
バブーシュカ (ロシア農婦がかぶる三角ずきん。両端をあごの下で結ぶ)
ワラビーをはいて電車で出かける。暖かくて履きいい。るんるん。 平和台→市ヶ谷→初台は片道410円。平和台→池袋→新宿→初台だと片道460円。 電車代ばかにならんな。 コンサートを終えて、雪の予報は冷たい小雨だった。 帰路は少し歩いて新宿5丁目→練馬春日町、260円ですんだ!
B→C158藤原功次郎トロンボーンリサイタルを聴きに。 ビートゥシーは「バッハからコンテンポラリーへ」という新進ソリストの連続企画。
J.S.バッハ:コラール前奏曲《甘き喜びのうちに》BWV729 J.S.バッハ:パストラール ヘ長調 BWV590 J.S.バッハ:カンタータ第208番《わが楽しみは愉快な狩りだけ》BWV208から「羊は安らかに草を食み」 イウェイゼン:生ける者、死せる者のための聖歌(2001) デュティユー:コラール、カデンツァとフガート(1950) シューレック:トロンボーンとピアノのためのソナタ「ガブリエルの声」(1973) ドムローズ:サクラ ─ トロンボーンとピアノによる日本の印象(1974) 池辺晋一郎:ストラータVI ─ トロンボーンとピアノのために(2001) 菅野祐悟:Cosmic Note ─ トロンボーンとピアノのための詩曲(藤原功次郎委嘱作品、世界初演) アッペルモント:トロンボーンのための《カラーズ》(1998)
スター誕生というべきリサイタルだった。聴きながらトロンボーン界のクリス・ボッティ、トロンボーンの田中将大と思いついて客席でうきうきしてしまった。この音色はスケールが大きくて人を魅了する。フライヤーではハンサムボーイ然とした写真でこの日の満員御礼はアイドル人気かと思ったがステージに登場したのは笑顔のかわいい小太り体型の青年、おれは最前列でどよめいてしまったが、1曲目、バッハのコラールが会場に響きわたると世界は慈愛に満ちたものに包まれてゆく、今度は圧倒的なトロンボーンの魅力に息をのんだのだった。
日フィルの主席トロンボーン奏者なのか。
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