Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年12月31日(火) RE:福島恵一「分厚い窓ガラスの向こうで音も無く凍りついた世界 − NHK−BS「井上陽水ドキュメント『氷の世界40年』」を見て」



タルコフスキーのFaceBookでアップされていた画像。貼ったら怒られるのかな。



この日記で最初に写メを貼ったときはそれなりに感動していたし、アイホン4になって大きくなったけれど、もうこの解像度では耐えられないわー。新しいアイホンにしたいよお。納豆一粒でごはんを一口食べなきゃならない同級生に同情していたことを思い出した。百均キャンドゥの2.0の老眼鏡を同僚主婦からいただく。昨日はとんかつを一枚いただいた。さー、大晦日だ。出勤依頼をいただいたので休日出勤で1.5倍だ。84.50という新記録表示にあわてたが、82.45に。この体重計壊れてないか?ネスレのアイスコーヒー加糖が105円で売っているところを見つける。ポットに牛乳と入れて仕事に持って行ってしこたま飲んでいるのが体重増加の原因のひとつかもしれない。灯油18リットル、1926円、いつからそんなに高いの。新しくしたストーブ、暖かいけど燃料くう。



恵一兄さんがこないだの陽水『氷の世界』をレビューしていて、腰抜かして読みふけっているうちに除夜の鐘は終っていた。
耳の枠はずし
「分厚い窓ガラスの向こうで音も無く凍りついた世界 − NHK−BS「井上陽水ドキュメント『氷の世界40年』」を見て」



おいらはこの番組を泣きながら観ていた。ファンクなんかー!メロトロンなんかー!プロデューサーとの化学反応、「心もよう」は最初全然違ってたのかー、森本レオの前で見せた闇の当時のライブ録音を聴いてみたいなあ、さすがNHKの番組だ、ドキュメントとはこういうものかー。と、感激しっぱなしでした。



以前のNHKの陽水番組は観ていなかったです。無残な町田康はこれかなあ?>
確かに全然良くないなー、町田はこれを選曲したのかな。「東へ西へ」なら、「ニシエヒガシエ」のミスチルのほうがいいのでわないかと思いついたがチガウわ、やっぱ。



伊集院や中沢のコメントに対しては厳しい。



「ましてや切り裂くことも突き刺すことも。埃まみれの付箋紙に書き込まれた言葉は、指差す先に貼付けられてもそこに留まることができず、すぐに剥がれ落ちて床の上のゴミとなる。」



凄まじいイメージだ。



おいらは「みんな異なる人生を歩みながら、音楽のことを考えたり語ったり書いたり、どうして。」「見る側を、どのように作るかというほうに、まわらない限り、芸術の永遠性が無い(荒川修作)」「かつて、彼女に眼差されてもいいように、生きよう、と、書いたことがある。」あたりでのタガララジオ39でのスタンス、と、一見共通性は無いように思えるけれど、・・・やっぱり共通性は無いか、わはは、我田引水失敗!



音楽について書かれなければならない領域がまだまだあるんだという構えは、はなはだ漠然とした言い方だけど、あることを、示したいことはある。



敬愛する竹田賢一さんのテキストが引用されている。




タガララジオ第1回でジョーミークと竹田賢一の2トラックで連載する構想を得ていた。竹田賢一、ユリシーズ、福島恵一が交差する締めの部分が、このコラム、ひいてはワタシの核心だ。・・・などと片思いのラブレターを書いているような照れに至る。




FaceBookで福島さんから「井上陽水レヴューは放映を教えていただいた多田さんに「届け!」とばかりに一気に書いたものなので、「腰抜かして」いただけて(笑)うれしい限りです。」と返信。そして、竹田賢一さんご本人からいいね!が届く。




未来への共振を感じる。




おれも書くテキストをヴァージョンアップしなきゃ。思い出話ばかりで自分だけ気持ちよくなっててはだめだ!




18で東京に出て来るのに、親をだまくらかして毎日新聞配達奨学生という手段だったので手荷物だけで東京へやって来た。その時の荷物は、まったく弾けないフォークギター1本と、衣類や書類が入ったボストンバックと、井上陽水のLPレコード(10枚くらい)だけ、だったのである。入居するタコ部屋にはプレーヤーもないのに。最初の給料で原宿の大学生協フェアで6万円くらいのコンポを買って電車で持ち帰ったのだったけ。








Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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