Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年10月03日(木) |
MOVING PICTURES FOR THE EAR / DON CHERRY 松浦俊夫「Tokyo Moon」 |
深夜にインターFMをかけていたら、ECMがかかり、ドン・チェリーの大曲がかかり、という桃源郷のような選曲に遭遇した。選曲したのは松浦俊夫という方。番組は「Tokyo Moon」の再放送。雑誌レオンのDJ特集記事と連動とアナウンス。■
23:30 "PROCESSION" BOBBY HUTCHERSON 23:35 "CORACAO" EGBERTO GISMONTI 23:41 "SEA SONG" PAT METHENY 23:51 "WATER" JOE HENDERSON 23:56 "MOVING PICTURES FOR THE EAR" DON CHERRY
午前4時23分に「福島恵一さんが益子博之さんの聴取に衝撃を受けたという記事です!」とFace Bookへ投稿する。 「浸透的聴取 Osmotic Listening」■
光が丘図書館で八代亜紀と古川日出男と安保徹とスコーピオンズを借りて、帰ってきてごぼう入りうどん2玉を煮て食し、13時〜19時、23時〜翌19時と睡眠に明け暮れた。
足掛け30時間もごろごろ寝腐っている!というのは、どういうことだ!!!
ゆーみんの「ひこうき雲」を昨年たまたまCDRに入れてドキドキした感興と、夏にアニメ映画『風立ちぬ』観て聴いた感興と、ここ数ヶ月有線で深夜の勤務場所でかかり続けてうんざりする感興と、大柄の小学3年生女児がラストフレーズの「空をかけーてーゆくー」を絶叫する練馬区通学路の微笑ましい感興と。
同じ曲なのに全部違うところが音楽の奥深さだ。
主婦が「あたし生まれ変わるのなら、セミね!」という。「8年も土の中で眠って、一週間鳴き叫んで死ぬのか」「その一週間がスゴいのよ、人間の夜の営みはすぐに終わるけど、あれが一週間続くのよ!」「なんだそれー、ははは」
益子さんが、菊地雅章TPPトリオの"Ensemble Improvisation"を持ち出したところで、 「コンポーズと、依存しないインプロヴァイズを主軸としたグルーヴ」の有り様を理解していた。 聴きたいなあ、Derrick Hodge
編集CDR『Gabfest』 ブラインド聴取記 01 バスクラとベース弓弾き、ハープの調べ、ポストパンクな日本人の棒読み英語。何じゃコレ?ちょっと風変わりなイントロ風楽曲。おもろー。 02 オーネット・コールマンの『ヴァージン・ビューティ』の頃だけど、このトラックはあったかなあ・・・。「ブルジョア・ブギ」の狂気が好きだ。追随者無しの併走ファンク、やや世紀越えは未達。 03 続くこのベースラインはいいグルーヴ感だー。ホーンセクションもいい。フレイバは発展させれば菊地成孔のインパルス盤につながる高揚の持続だ。 04 ぐお!なんじゃこの韓国のリズムの強烈さは。タブラのリズムに寄り掛かっているところがインプロ度低く、ポップスに近い仕様となり、強烈。韓国、奥深かー。 05 バンドネオンの持続音。サックスのフリーキー音。耳のそばだては、カペーセのシュルティ・ボックスのトラックに類似させて聴いてしまう。後半、なんで日本女性の童謡が?日本のフリージャズバンド??? 06 童謡ピアノと琴の調べ。クラシック・ピアノ奏者じゃないなあ。70年代ポエジーの香り。 07 河内音頭。誰かはわからない。菊水丸なのかなあ。楽しいなあ。 08 イージーリスニング的インスト。国籍が読めないー。制作は70年代かなー。ありそでないシンセの古さ。 09 ドビュッシーかサティか。はかなげ系クラシックの名人ピアニスト、80年代録音、だろ。 10 ちあきなおみ!いいなあ。 11 荒木一郎? 12 おっと、女性ヴォーカル、フォークに跳ばずに、80年代90年代ポップスを避けずに(知らずに)歌っているのは最近のシンガーかしらん。サウンドの厚さは今世紀的。 13 アフリカン・ポップス、これも最近のかな。音楽の形式とは別に、録音の感触で年代測定できるよね。 14 ジョー・ヘンリー。
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