Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年09月24日(火) マンフレート・アイヒャーと指揮者のチョン・ミョンフン師




「9月2日のソウルでの記者会見の模様。マンフレート・アイヒャーと指揮者のチョン・ミョンフン師。ミョンフン師はECMミュージック・フェスティバルのグランド・フィナーレ(9/07)でアンドラーシュ・シフ(p)とハインツ・ホリガー(oboe)を迎えたソウル・フィルハーモニック・オーケストラを指揮する。なお、ミョンフン師は、ふたりの孫に捧げるピアノ・アルバムの録音を開始、年末にはECMからリリース予定という。」

昨年はトリフォニーでのオール・アバウト・ハインツ・ホリガー(レビュー)で、揺るぎない希望はあるとまでおいらは書いていたんだ。

アンドラーシュ・シフについてだって、おれはECMファンとしてではなく、ECMなんか卒業した耳として、益子さんと現代ジャズを聴ける耳として、ウルトラ耳の6兄弟の一員として、耳をそばだてていたんだ。

ところがどうだ、当のアイヒャーはおれの行く手をすべからく押さえてしまっているではないか。

おれとアイヒャーのコンテンポラリー耳は同期しているんだぜ!

100倍返しだ!

赤貧に瀕している多田雅範52さい、あきたこまち5kgよりも高価なCDを購入することができず、友人に借金してまでCD入手したり、ジャズ雑誌に記事を書いている編集長に拝み倒してCDRを入手したり、クラシック評論家にたのんで招待券をゲットしていたり(明後日は八代亜紀だぜ!)、職場の友人にオジーオズボーンを借りたり、9つの区の図書館から54枚のCDを借りて編集CDR作成に熱を上げたり(主婦のリクエスト、シャーデーまで借りるんだぜ)、間もなくアップされるタガララジオ37は北島三郎だぜ!

そんな練馬区のアパートでステテコ姿で外にある洗濯機に仁王立ちしているオッサンが、

2013年のマンフレート・アイヒャーに対峙しているということがすごいではないか。

昨日書いたECMコンピに、クリステンセンの痙攣するカリプソ!と評した廃盤トラックをアイヒャーに挿入させたのも、このおれのクレームのような批評ではないのか。


いまハマっているのは「すりおろし生姜」ね、冷奴にてんこ盛りにして醤油かけて食しているのだ。ファミマのアイスコーヒーとロングピースがあれば、おれは不老不死だぜ。

親父にビオフェルミンをすすめる。五十肩で難儀していたら78さいの薬剤師(夜勤9時間勤務を終えてから舗道で鳩を蹴るのに走りまわる元気なじいさん)が「腸からの栄養素吸収がすべての免疫の基礎となるのだ」説でもってビオフェルミンをすすめてくれたのだった。職場の同僚が半年以上ストレスか原因不明の全身じんましんに悩んでいたけど、ビオフェルミンで劇的に改善していたし。そうか、ビオフェルミンを飲ませておけばおふくろも末期大腸がんになぞならなかったかもしれぬのう。親父!ビオフェルミン飲んでだめだったら、あきらめろ!と助言したぜ。


チョン・ミョンフン師のコンサートを30日に御招待されたのは、赤貧のおいらに音楽の神様が手を差しのべてくれたに違いないのだ。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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