Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年09月04日(水) 11年のNHKドラマ『下流の宴』




ときどきカーナビが誤作動してこんな画面を出してくる、どこへ行けというのか。オホーツク海!

14時間も寝ているといつものとおり長いストーリーの夢が連係するわけで、夢の中にしか出てこないひととか、やあやあお久しぶりですねーとご挨拶するわけだし、そもそも現実界の友人知人はほとんど出てこなくて、十数年前の現金輸送ドライバー時代の同僚が老人となって出てくることはあるくらい、

起きて11年のNHKドラマ『下流の宴』の録り貯めを観る。どーしょうもない母親が美人な黒木瞳なのが、配役クリシェではあるけれど。林真理子の原作、面白い面白い。

取材協力に和田秀樹先生の名前があるのは、フリーターを2年で医学部に進学させる設定への助言だろう。

30代の代ゼミの事務員をしていた時代に、東大に大量合格させる「緑鉄会」というのがあった。その中心人物が精神科医の和田秀樹で、『受験勉強は子どもを救う』という著作があり、当時はそれは過激な正論であった。プー太郎をしていたときに、和田秀樹が主宰している『緑鐵』の求人があったので応募した。書類選考で残った7にんで集団面接をして、ぼくは和田先生に1人選ばれて採用された。2週間ほど勤めたのだけど、東大受験の通信コーチ指導はレベルが高くて、自分が通用しないのがよくわかったのだった。コンセプトや手法は理解できていてもだめなのだった。和田先生にはほんとご迷惑をおかけした。先生は1か月分の生活費までくれたのだった。

と、いきなり昔話になってしまった。受験勉強は青少年の治安システムに過ぎないというスレっからしな考えをしていたわたしは、その治安警備をしている現在だというオチになるのかの。

深夜の都心を歩きまわったり防犯カメラを見たり車で走っている、かれこれ15年は夜勤の仕事しかしていないと、株価が動いたりビジネスが進展したり昼間の人々が活動している世界とは離れた虚数の世界に生きている気分で、あてのないキャンプをしている気分であるし、昼間の世界に役立つ音楽にはきっとなじめないでいるんだろう。

Gerald Cleaver の『BLACK HOST Life In The Sugar Candle Mines』2013 が実に耳によく響くくらいに、夏の暑さは過ぎつつある。
Univero Zoro のファースト『1313』1977を聴いてて、とても新鮮に耳に理解されるのは、この音楽ロジックの成立の仕方に共通点があるような気がする、のだ。これは「新しさ」というより「復権」であったり、リヴィジョンというほうかなあ。いずれにしても、ドキドキと新鮮に聴ける不思議!


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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