Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年07月28日(日) |
タダマス10でのメモ |
「Anders Jormin に師事してました」「ももクロばかり聴いてます」「たださん、ちゃんとジャズ聴いてますぅ???」
人生最強重量、矢でも鉄砲でもアイスでもコーラでも持って来い!クーラー症候群の気管支炎、咳の発作でもってタダマスはじめての病欠が脳裏をよぎったわたくしでした、
益子さんが聖人 William Parker さま主宰のヴィジョン・フェスティヴァルのTシャツを着ていたのに突っ込みできず、
ERIMAJのサウンドと、James Blakeのセカンドの音のありようの共通性を受信できないでいたし、
開場時には益子さんが加藤訓子のCDをかけていて、原田さんが「行った!凄かった!」、え?なんでアルヴォ・ペルトなの?BB追悼歌を打楽器で?あれ?あれ?あれ?
当日の曲目 ■
Colin Stetson は、ジャズじゃないやんけ、Bon Iver やないか。
Jim Black Alas No Axis も、ジャズじゃないやんけ、Sigar Ros やないか。
・・・ポップと隣接するシーンの証左音源を並べているのに、ポップスじゃないか!と不服を言うおれ。
轟音はジャズじゃない!轟音にわたしたちが聴くのはわたしたちの耳の太古や成育環境の記憶を投影させてるだけなのだ。ジャズとは何もかんけーない。
・・・と、今までのおれとは思えない反動的な発言だ、こういう拒否反応は、そこに何らかのコンフリクトが存在する証拠だ。
ちょいとおれはネガティブ・リスナーになっていたか!風邪のせいだー
Craig Taborn Trio 盤について、ピアノ・トリオに革命を起こしたのはこの盤なのだと、益子さんが見事に衝いたのだった。テイボーンについて多田が2年前に「ピアノソロの革命」と言い、今回は益子が「ピアノトリオの革命だ」と、それぞれ批評の旗を掲げたことは記憶されたい。 (こういうことは、10年後に20年後に評価されるのでいいことだが、記されなければならない)
track9 は、TPPトリオにAndrew Cyrilleは可能か、という視点で聴いたが、こないだ聴いた時には「お、これならいける!」と断じたのに、今回の聴取では「だめだめ、スピードないない」とNG反応だったことについて。終演後、原田さんから「こないだは聴き始めの数秒での反応でした」との指摘。
米国ダウンビート誌批評家選出の各部門のランキング。ギターではMary Halvorson (メアリー・ハルヴァーソン) がフリゼールやメセニーに続きランクインしているのがスゴい (ニューカマーではもはや無いというのもスゴい)。ニューカマーのバリトンサックス部門には、バス・サックスのColin Stetson (コリン・ステットソン) の名前が挙っている。この2〜3年のダウンビート誌の見識の高さは注目に値すると益子さん。
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