Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年05月31日(金) |
Jazz Tokyo#186更新。ディスクレビュー1000番獲得なり。 |
今朝午前6時40分は筋肉質の酒臭い刺青チンピラがクレームを言い募り、商品を床に叩き付けて「てめー、なんだと!」と怒鳴る、ほとんど至近距離で殴る身動き、この距離ではかわせないがダメージを少なくすることはできる身構えを取りつつ、「営業妨害、警察呼びますよ」とポールモチアンに学んだ間合いで制止する。チンピラの目は泳ぎ、駄々っ子の言い訳をして「わかった、おれも騒いで悪かった」と詫びてきた。お客様のお気持ちを受けることができずに申し訳ありません、ご理解いただきありがとうございますと頭を45度に下げて、終了。
Jazz Tokyo#186更新。ベースのトーマス・モーガンを据えた盤を4枚出してきたECMがジャズを静かに震撼させているのをへらへら書いて1000番をもらえた。及川公夫先生も同じ点を突いたコラムがありおののく。菊地雅章のインタビュー、vol.4の価値を掲げている。 ■
及川先生、さすがだ。おれの出る幕ではなかった。それにしてもいい記事だ。
菊地雅章とアイヴァーソンがモチアンのvol.4を掲げている。ここはおれは一番ガッツポーズをするところだ。 おれは「前作『オン・ブロードウェイ Vol.4』はベースがラリー・グレナディア、サックスがクリス・ポッターというトリオで、菊地雅章とレベッカ・マーティンが客演扱いという布陣のトリオ+2だった。これが2006年のベストに挙げられる出来。ハッキリ言って、ここでのポッターを聴かなければおれはポッターの才能に気づかんかった(何度も書くが故ブレッカーがまるで遺言のように注目しているサックス奏者に挙げたのがターナーとポッターだった)。で、ここでのプーさんがかなりやばい。凄まじいピアノを聴かせている。トリオに、ヴォーカルのマーティンが加わるトラックと菊地雅章が加わるトラックに二分される編成なので、ここでの彼らはカルテットである。すごいレベルの花形だらけのカルテットである。」 と記していた。 ■
今号のJazz Tokyoは世界最先端をドキュメントしているでわないかー。
特別企画「ニセコロッシECM新譜レビューツアー」は、書くからCD聴かせて!と稲岡親分にリクエストして、トーマス・モーガンだけ書ければいいや、いや、これもあれもいいな、ニューシリーズは書く実力がないなあ、と、夏休みの宿題をやるように12000字書いたのだけど、こうしてウェブでデザインされて(重要!)登場すると、なんか、なかなかニセコロッシも書くものだな、と、日々の怠惰なステテコおやじとの落差にひとりでうきうきしてくる。
今も6つの図書館から48枚のCDを借りてて片っ端から聴いている。数秒でやめるCDも多数。おれは何を聴きたいのだー、と、さまよって、気晴らしにクイーンIIとかに没頭したり。
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