Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年03月17日(日) |
文楽『冥途の飛脚』がブルーレイで発売されている! |
文楽はもっとも完成された芸術である、文楽は芸術の最高峰である、 と言ったえらいひとは誰なのでしたっけねえ・・・え?橋下知事?じゃなくてさー
おれ、銀座で文楽とシェーンベルクのコラボ公演観たとき、さ、ほんとうだと思ったよ。 魂が震えたし、トランス状態になった。 この豊かな奥深い動き、そして視える表情! ホンモノの映画俳優とかじゃないのがお気に召さないのは欧州スタンダードでね。 わたしたちは視るときに人生経験を投影してしまっているのですね、見るというのは受信だけでなくて、ワタシを、ときにワタシの無意識を投げかけてしまっている重要な作用があるのでしょうか。 極限にシンプルに凝縮された一瞬の細かい身動き、に、宿るもの。
そして、この演奏。 improvised music も classic も J-POP もアウフヘーベンしているではないかー
文楽『冥途の飛脚』>You Tube にあったやつ ■
文楽『冥途の飛脚』がブルーレイで発売されている!■
てえええ。観たいー。が、DVDプレーヤーしかない、おいら。DVDプレーヤーでブルーレイは観れないのだそうだ。 さすが、20世紀100名盤のひとつ『目と目』■をプロデュースした高橋鮎生のテキストである。
まあなー、文楽になるような人生を歩みたいものだ。何を言っておるのか。
じゃぽ音っとブログでも紹介されていましたー
近松門左衛門の芸術論「虚実皮膜」
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近松門左衛門が唱えた芸術論「実と虚(うそ)との皮膜(ひにく)」
「実と虚との皮膜」とは、芸は実と虚の境目の微妙なところに存在していること、あるいは事実と虚構との微妙な境界に芸術の真実があるということを説いたものです。「虚実皮膜(きょじつひまく)」とも言います。“虚実”はうそとまこと。虚構と事実。“皮膜”は皮膚と粘膜、または肉。つまりは区別できないほどの微妙な違いの意。
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