Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年02月19日(火) |
パタゴニアそれからジャズ |
Patagonia Men's Exosphere Jacketの青。ショップ定価\50400。 \19900円で売場に出たら瞬時に5着売れたひとりの顧客に、それはネット転売目的なんだろうか。
そんなことよりスーツのズボンの右ポケットがスレて生地がほつれてきてるではないか。
内田樹のようにアルマーニのスーツを着てみたいぞ。
タバコやめれば年間16万円浮くぞ。CD800枚買えるぞ。歴史的な録音とかなら1600枚買えるぞ。ちがうちがう、アルマーニのスーツが似合うぞ。ちがうちがう、買えるぞ。
ポップミュージックに通用するジャスへの再構築、スレッギルを。ゴオオオオル!バーティアの感触はコンテンポラリーに接しているように感じる所以は何だろう、わたしは初聴き音源の制作年代を言い当てる楽しみにあてている。
ポップミュージック、ダンスミュージック。
菊地成孔、坪口昌恭をわたしは評価する。インパルス盤がアメリカで受けているかどうかはカンケー無い。
菊地雅章やトーマスモーガンにもダンスすることは含まれていて、でなければジャズだとは言えない。
林栄一の全てもジャズだ。
大西順子のバロックは素晴らしい作品だった。しかし90年代の世界だった。その高度な完成ゆえに危惧したとおりの困難に、わたしには自壊したように映っている。
アヴァンもフリーもその様式内完成度に留まるならばコンテンポラリーには接しない。懐メロであり巡業である。
この、何を持ってコンテンポラリーと判断しているのか、というと、快楽の反応であり、そこに生成している聴取のシステムには、インフルエンザや抗体や食べ合わせ、はたまた中井久夫の精神学、野球とサッカーというような思考のほうが有効ではないだろうか。
若いリスナーのマーケティングでフォークとラップとクラブと分析されても、そういうミュージシャンが居ることとミュージシャンの欲望とは次元が合わないような気がする。
わたしの耳が拒絶してきたECMレーベルのしなやかなビートの趨勢。マヌカチェ。いい加減、わたしが脱皮しなければならないようだと感じる今日この頃。
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