Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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タダマス8で発表する年間ベスト2012。現代ジャズ: New Creative Music 。 タガララジオ33■ ではプーさんと橋爪亮督グループの同着1位2枚とぶちあげていたが、書きながらヘンリー・スレッギル、現代ジャズ世界ランキング1位覇王スレッギル■が揺るぎない王権を示した作品があったではないかい!とあわてたぜよ。
あ、日記にリンクしてあったマークターナー4の音源、もっかい聴くべー ■
今は亡き法王モチアンの叩きが、どのように演奏の推進を規定しているか、揺らしているか、よくわかる演奏だ。
そして時代は一線を超えた。モチアンの拓いた領野を、若きミュージシャンが自在なアイディアを代入しながら、それらは一見共通項を聴き取りにくいのかもしれないが、明らかに時代の変革を自分たちの空気として呼吸しはじめている。
だからそれ以前のOSで思考された新製品は、アイディアは新しくてもやはり旧く聴こえるのだ。
こういうことを清水俊彦なら、油井正一なら、吉田秀和ならどう鮮やかに記述しただろう。
タダマス8で発表する年間ベスト2012を雪谷の益子邸で22時間にわたる検討のすえ確定した。揺るぎない。「マイラバのエバーグリーンだけがエバーグリーンだったわけですよね!」「メアリーハルヴァーソンのこれに入っているので」「キムちゃんのクリススピードもたまらんですな」「是安さんのこの演奏ですよ」「げげげー、パンイディオマテックならぬ汎ジャンルの自在でしょうか」「エマーソンレイクアンドパーマーの3枚組でしたね」「さわこ?こ、これ何ですか、おれもうジャズファンやめたやめた」「自治体発行記念硬貨500円玉が受けつけてくれないの助けて!」
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