Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2012年07月25日(水) |
“そこに自分の考えはあるか”音楽評論家・吉田秀和の遺言 |
小石川図書館に向かう住宅地の一角に原爆で死んだ母子の写真があった。原爆に原発に、黄色い人種をナンだと思っているのか、人体実験させられる丁稚奉公使用人に過ぎないのだろうよ、白人にとってはー。
23日放送NHKクローズアップ現代「“そこに自分の考えはあるか”音楽評論家・吉田秀和の遺言」出演片山杜秀、を観た。
わたしが吉田秀和の名前をきいたのは、レコード芸術誌の特選盤のことを話していた20代はじめの頃(1980年代前半)にクラシックリスナーから「吉田秀和は天皇のような存在だからねー」と形容しているのをきいたときだった。
Jazz Tokyoの丘山さんが追悼文を書いている■。そりゃあ、がっかりだよなー。根性ねーよ吉田秀和、と思う。
だいたい小澤征爾が民主党政権に変わったときに小沢一郎に会いに行って 「音楽財団などへの天下り官僚の中抜きをやめてくれ!」と直談判したのは記憶に新しいが。
それは小澤征爾が指揮者がやるべきことだったろうか。
それは音楽評論家の仕事だろう、吉田秀和も天皇扱いされて隠居してんじゃねーよ!とおれは思った。知っている立場に居て、自己の損得で状況に批評を加えないでいるのは、ライターとは言えない。
で、中抜きを抑止する何らかの反応は起こっていない。小澤の行動と発言を新聞で読んだ吉田はどんなことを思って考えていただろうか。
“晩年、特に原発事故に大きな衝撃を受けた吉田さんは、「日本人にはまだ自分で考える力が備わっていなかった」と悔やみ続けたという。” ・・・おおお、そういう上から目線が終わってるぜよ吉田秀和。・・・だから悔やんでいたのだろうか?
日本人の考えるちからのモンダイではない、でしょ!細川護煕がこないだつぶやいた「官僚の個々人はとてもいいひとが多いのだけど、官僚組織になるとどうしてもダメだね・・・」というところにモンダイがあるような気がする。それは寄り合いという日本の文化、宮本常一がリサーチしていたけど、からつながっているから、わたしのような一般人にもモンダイは内在している。
あ、仕事に行かないと。以下、今日聴いていたYou Tube
Lucio Capece, Lee Patterson - Empty Matter ■
Miles Davis (Live Montreux / 1973) ■
XTC - The Ballad Of Peter Pumpkinhead ■
Grateful Dead - St. Stephen - Live 1969 (HQ Audio) ■
The Beatles - Strawberry Fields Forever [HD][1080p][Remastered 2009][CC Subtitles] ■
jungle taitei - opening and ending theme ■
三善晃(Akira MIYOSHI) − 響紋〜童声合唱とオーケストラのための(KYOMON) ■
広沢虎造 - 森の石松三十石船道中 1/3 ■
Albert Ayler - Spiritual Unity - 01 - Ghosts_first variation ■
ザ・ヒットパレード ■
Rainbow - A light in the Black (RIP Dio) ■
田中陽子 陽春のパッセージ ■
奈良東大寺二月堂 修二会 お水取り Todai-ji, Nara Japan ■
四天王寺聖霊会舞楽大法要 ■
Thomas & Seamus Haley - Masabumi Kikuchi ■
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